毎年6月から10月までは、出水期として水に関する災害に注意する必要があります。
昨年を振り返ると、7月は台風の影響で発達した低気圧により多くの落雷があり、家電製品や街灯に被害が出ました。
8月は、お盆の時期に大雨があり、隣町である宇美町は法面が崩れ、未だに災害復旧工事が続いています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会のありようが変化していますが、『自分の命を守ること』が災害に対する最重要課題であることに変わりはありません。
避難行動や避難生活において、早めの避難や感染症対策に留意するなど、自分の身は自分で守ることを基本に災害に対して日頃から備えておきましょう。
災害に警戒が必要な時は、新聞・TV・ラジオ・防災アプリ・ネットニュースなど様々な媒体で情報が発信されます。
また、そのほかに、以下のとおり防災情報の取得も可能ですので、有事に備え、ご確認ください。
○気象庁の防災情報・気象情報<外部リンク>(気象庁が発表する防災・気象情報を確認できます)
○福岡県防災ホームページ<外部リンク>(災害・避難情報や、災害の備えなどを確認できます)
○防災メールまもるくん<外部リンク>(災害時の情報を直接メールにてお知らせします)※登録が必要です
○志免町公式LINE(避難所の情報や、各種防災情報が確認できます)※登録が必要です
昨年、熱海市で大規模な造成地の崩落による土石流により多くの方が被災されました。
志免町にも、土砂災害警戒区域に指定される崖地や急傾斜地は存在します。
防災ハザードマップでご自宅や勤務先などの災害リスクを確認し、大雨や、雨による地盤・擁壁の変化などの異常は確認した場合は、すぐに安全な場所に避難するなど注意しましょう。
天候不順が長く続くような状況では、天候が回復しても土砂災害の危険性があります。すぐに警戒を解くのではなく、気象庁の警報が解除されるのを確認してから行動することを心がけましょう。
気象庁は、大雨をもたらす線状降水帯についての予測情報を6月から発表するようになりました。
志免町を含む九州北部で、線状降水帯が発生する可能性があるとの情報が出された際は、避難の準備を始めてください。
線状降水帯による降雨は、短時間に集中して大雨をもたらし、5段階の警戒レベル<外部リンク>が一気に上がる可能性があるため、大雨に気づいて避難の準備をすると、避難行動が制限されてしまう状況になるかもしれません。
普段からすぐに避難行動ができるように準備することが大切です。
「避難が間に合わなかった」、「逃げ遅れた」といったことが無いようにしましょう。もし、水害で危険が差し迫った場合には、垂直避難などの頑強な建物の上階に避難することも有効な避難方法です。
また、増水した川や側溝の流れの勢いは、想像より速く強いため、絶対に見に行かないようにしてください。
身体・生命・財産を守る行動を心がけましょう。
これからの出水期は特に災害情報に注意し、発表される警戒レベルや起こり得る災害に対して万全の備えをお願いします。
今年に入り、日本を含む環太平洋地域での地震火山活動が活発になっており、南海トラフ地震にも注意が必要です。ニュースやTV番組で注意喚起されていますので、普段から防災の意識を心がけてください。
梅雨時期の集中豪雨や大雨による住宅などへの浸水対策として、町では土のうを準備しております。
浸水などが心配な方や事前に準備を考えてある方に提供いたしますので、必要な方はご連絡ください。
なお、提供する土のうは、ご自身で持ち帰っていただきますので、あらかじめご了承をお願いします。
また、お渡しした土のうは、個人で処分していただきます。
○6月1日(水曜日)から6月30日(木曜日)まで
○9時から16時(11時45分から13時までは対応できませんのでご了承ください。)
※土曜日・日曜日・祝日は除きます。
志免町役場2階 生活安全課 安全安心係
電話092-935-1181
※土のうをお渡しする場所は、ご連絡いただいた方に案内いたします。