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災害に備えた備蓄を考えよう

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年7月1日更新 <外部リンク>

災害に備えよう!災害を考えよう! R04年7月号

 家族で非常用品確認 災害時の避難行動として重要なことは、災害や危険から身を守ることです。まずは、防災ハザードマップでご自宅や職場等の災害リスクを確認してみましょう。
 また、避難所へ避難する場合は、避難所までの経路が安全かご確認ください。
 安全の確保が難しい場合は、現在の場所よりも安全な近くの堅牢な建物や高台などに一時的に避難してください。もし自宅で安全が確保できるようであるならば、在宅避難を選択されることも有効だと考えられます。在宅避難を実施する場合は、必要な生活用品を備蓄しておきましょう。

ローリングストックを実践してみましょう

 災害に遭遇した際に、水や食料、生活必需品、燃料などの備蓄品ローリングストックが必要となってきます。
 首相官邸は、災害備蓄品は3日分を目安に準備するように公表しています。また、大規模災害を想定した場合は1週間分の備蓄品を準備すのが望ましいとしています。
 ただし、食料や電化製品は、賞味期限や使用期限があり、定期的に保存年限等の確認が必要ですので、日常生活で備蓄品を使用しながら、常に新しいものに入れ替える「ローリングストック」を実践してみましょう。

 ローリングストックを実践するうえで大切なことは、「古いものから使用する」、「必ず補充をする」ことです。常に新しいものを備蓄しながら、使った古いものは補充する=循環させることが大切です。

 また、インフラに影響があると、電気やガス、水道が使えない状況も考えられます。
 「カセットコンロ」があれば、備蓄食料を温めたり、保存水をお湯にすることもできます。

 ぜひ、カセットコンロとボンベの備蓄をご検討ください。

生活用水の確保

給水車 大規模災害では、インフラに影響が出て停電や断水が起こる可能性があります。
 その間は、蛇口をひねっても、水が出ることはありません。いざというときに備え、保存水や非常用給水リュック、肩紐のついた給水袋を備蓄しましょう。
 水は、1L=1kgになります。家族の分を含めた水の運搬は大変になりますので、給水袋等の備蓄は大切です。

災害時の排水に注意

 災害で下水道管に影響が出た場合、使用した生活用水を流すことができなくなります。

 水洗トイレ用の、市販の簡易トイレを準備したり、便座に大きなビニール袋をセットして用を足すようにしましょう。