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防災備蓄品(食べ物の確保)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年3月1日更新 <外部リンク>

災害に備えよう!災害を考えよう! R05年3月号

 これから暖かくなり過ごしやすい日になって気持ちも服装も軽くなってきますが、災害に対してはいつ起こってもおかしくないことを心に留めて日頃から備えておいてください。被災した際には、日ごろからの備えが重要になりますので、少しづつでも災害に備えた準備を始めてください。

災害備蓄品(食べ物)を考えてみよう

非常食色々 災害に備えて備蓄しておくべきものの中で、今回は食べ物の確保について考えてみましょう。
 日常の生活では、スーパーやコンビニなどで、様々なものを購入して食べたり飲んだりしていますが、南海トラフ地震や富士山の噴火災害などの広範囲に影響を及ぼす大規模な災害が発生した場合、道路の寸断や物流網の麻痺、倉庫の被災や倒壊、大規模停電による物品の保管状況の悪化などにより日用品や食料品などの購入ができなくなることが考えられます。日ごろから災害に備えて食べ物の備蓄を考えてみましょう。

食べ物の備蓄

  災害時に必要な食べ物の備えは、各家庭、個人で変わってきますが、最低3日分、できれば1週間分の備えが望ましいとされています。
 非常食を購入する際に災害用と銘打たれたものを買わなければならないのではなく、カップラーメンやインスタント食品、瓶詰、缶詰、レトルト食品など、常温で賞味期限が長いものを買って保管しておくことも備蓄となります。また乾物、乾麺、パスタ、など調理が必要などの手間がありますが、色々なものを備蓄品として準備しておくことで、避難生活が長期になってもバラエティに富んだ食事を得ることができます。
 災害が起きた初期段階では、電気・ガス・水道などが止まってしまい調理やお湯を沸かすことも困難な状況になるかもしれませんので、非常食の一部は、手をかけずに食べる事ができるものを備蓄しておくといいかもしれません。
 ガスが止まった状況でもお湯を用意することができるようにカセットガスコンロとカセットガスボンベを備蓄品としておきましょう。
 甘いものを摂ることで、被災によるストレスや緊張の緩和が望める面があります。さらに高カロリーでもあるので非常時の食料としてもすぐれています。甘くて長持ちするもの(羊羹、飴、チョコレート、クッキーなど)を備蓄しておいてください。

ローリングストックを実践してみましょう

 食料や水に限らず備蓄品には、賞味期限や使用期限などがあり、いつまででも使えるわけではありません。ローリングストック
備蓄品は、期限の前に食べたり使ったりしましょう。消費した分は買い足して必要数を確保して備蓄するローリングストックを実践してみてください。また、災害用の非常食は、賞味期限が長いものもあるので、使用期限には注意しておきましょう。