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志免町消防団 団長あいさつ 

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月8日更新 <外部リンク>
南里 直毅 団長

 

 

 

 令和6年4月1日より、志免町消防団 第32代団長を拝命しました、南里直毅と申します。
 大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いと、重責を感じております。


 この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 被災地の一日も早い復興、そして被災された皆様の生活が、1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。


 我々、志免町消防団は、非常勤特別職の地方公務員として、現在18歳から40歳代までの自営業、会社員、公務員、団体職員、町内の企業勤務者、学生など、全10分団、110余名で構成され、休日、昼夜を問わず、家族や職場の理解を得て、活動を続けています。
 私たちの使命は、火災や災害が起こった際に、地域の皆さんの安全を確保し、被害を最小限に抑えることです。
 消防団は、災害発生時に様々な役割を担います。
 災害現場での消火活動はもちろんのこと、地震や風水害における警戒巡視、避難指示・誘導、災害防御など、その活動は多岐に渡ります。
 また、防災訓練、演習などを行うことで平時から災害に備え、加えて防火夜警などを通し、町民のみなさまの防火意識の高揚を図り、火災を未然に防止できるよう、努めています。


 総務省消防庁によりますと、全国の消防団員の数は、1954年のおよそ202万人から年々減少し、2023年には、約76万人余りとなっています。
 しかしながら、冒頭、お見舞いを申し上げた能登半島地震では、消防団員が重要な役割を果たしました。
 石川県輪島市や珠洲市では合わせておよそ600人の団員が、大津波警報を受けて避難誘導したり、倒壊した家屋で救助にあたったということです。


 現代社会においては、今までとは比にならない劇的なスピードで変化が起こり、私たちは、将来の予測が極めて困難な社会に生きています。
 消防団員には、「こんな時代に」と、不安に思ったり諦めたりするのではなく、「こんな時代だからこそ」と、消防団で培った知識や経験を大いに活用し、世の中のため、人々のために尽力してほしいと切に願います。


 安全安心なまちづくりのため、消防団に課せられた使命を全うするべく、団員一丸となって、奮励努力いたします。

 

南里直毅 団長  消防団経歴
平成9年4月1日 団員   拝命
平成21年4月1日 班長   拝命
平成24年4月1日 副分団長 拝命
平成26年4月1日 分団長  拝命
平成28年3月31日 退団
令和4年4月1日 副団長  拝命
令和6年4月1日 団長   拝命