「志免町子どもの権利条例」について関心や理解を深めるためのイベントとして、「子どもの権利フェスタ2017」を11月19日(日曜日)に生涯学習1・2号館で開催しました。
志免町子どもの権利条例は、今年で施行10年の節目を迎えました。
そこで、今年のフェスタは町内4小学校対抗「子どもの権利かるた大会」と、
山梨学院大学法科大学院教授 荒牧重人氏による講演、シンポジウム、意見交換会を実施しました。
各小学校から2~4チーム、計12チームに参加いただき、熱戦が繰り広げられました。
子どもの権利かるたは、小学校の人権学習の授業でも使われており、子どもたちには慣れ親しんだものとなっています。
今年は初めてのかるた大会でしたが、上の句で札をとれる子もおり、日頃から遊んでくれていることを感じました。
子どもたちに好きな札とその理由をインタビューしてみると、たくさんの子が自分なりに考える「子どもの権利」について発表してくれました。かるたが「子どもの権利」を考えるきっかけになっていることがうかがえました。
かるた大会結果
優勝 志免西ブルー(西小)
2位 志免西レッド(西小)
3位 志免西ピンク(西小)
敢闘賞 クローバーズ(東小)
志免西ブルー 志免西レッド
志免西ピンク
「子どもの権利保障と子どもにやさしいまちづくり」(子どもたちへのメッセージ)をテーマに、山梨学院大学法科大学院教授 荒牧重人氏による講演会を実施しました。
子どもにやさしいまちづくりを展開するために必要となる、子どもの意見表明・参加についてや、「子どもの育ち」を支援していく取り組みについてお話しいただきました。
10年間のあゆみを振り返りながら、今後求められる子ども施策について、会場の皆さんと一緒になって考えました。
主催:NPO法人スペースdeGUN²
テーマ:「子どもの権利条例は子どものために機能しているのか」
(コーディネーター)
NPO法人スペースdeGUN² 百田英子 氏
(シンポジスト)
山梨学院大学法科大学院教授/子どもの権利条約総合研究所代表
荒牧重人 氏
志免町長 世利良末 氏
志免東小学校長 金子眞恵 氏