「志免町子どもの権利条例」が施行され、17年が経ちました。
子ども自身が、子どもの権利について学習したり、意見を述べたりする機会を作るため、「子どもの権利子ども実行委員」を募集し、志免町内の小学校4年生~中学校3年生の14人の子ども実行委員が集まりました。
11月20日「子どもの権利の日」にちなみ、令和6年11月2日の「文化祭」での出店や11月22日の「子どもの権利かるた大会」の企画・運営を通じて子どもの権利条例の啓発を行います。

第1回実行委員会では、子育て支援課長が、子どもの権利子ども実行委員に委嘱状の交付を行いました。
その後、自己紹介を行い、立候補で委員長・副委員長を決めました。

次に、子どもの権利条例についての説明を聞き、子どもの権利について学びました。子どもの権利に関する本を通して、子どもの権利が身近なものであると認識することができました。

また、11月2日に開催される「文化祭」での出店内容について意見を出し合いました。みんなが楽しんで子どもの権利について知る機会になるような様々なアイディアが出ました。この中から出店内容を決定します。
〈子どもの権利子ども実行委員の意見〉
射的、輪投げ、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、もぐらたたき、ビー玉落とし、型抜き、的あて、くじ引き、紐くじ、おみくじ、おはじきをお皿に移す遊び、ペットボトルを一回転させる遊び、ベイブレード、炭酸早飲み、クイズ、ビンゴ、お化け屋敷、バスケ、プロテイン、紙芝居、子どもの権利かるた、福笑い、絵本作り、しおり作り、押し花作り、ビーズアクセサリー作り、キーホルダー作り
委員会開始直後は学年や学校区も違うため緊張した様子でしたが、話し合いでは笑顔もみられ、穏やかな雰囲気で委員会が終了しました。
第2回実行委員会は、11月に開催される「文化祭」や「かるた大会」について話し合いを行いました。
まず、文化祭について話し合い、出店内容は前回の委員会で意見の出た「クイズ・しおり作り・くじ引き」に決定しました。実行委員の考えた「クイズ」に答えた人が「しおり作り」や「くじ引き」ができます。クイズは子どもの権利に関することや志免町に関するクイズを考え、しおり作りで使用するシールやくじ引きの景品についても意見を出しました。どのような内容になっているか、ぜひ会場で確認してください!
また、委員会の中では役場内見学も行いました。まず、議場で議員と話したり、議場の中を見学しました。
次に屋上に行き、町内の施設や景色を高い場所から見渡しました。普段は見学する機会がない場所に入れたため、実行委員も「楽しかった」と笑顔いっぱいでした。
第3回実行委員会は、(1)クイズ案内作成(2)ポスター作成(3)パネル作成の3チームに分かれて、制作活動に取り組みました。チーム決めは立候補で行い、デザインも自分たちで考えました。集中して作業を行い、素晴らしい作品ができました。次は、文化祭・かるた大会前の最終打ち合わせと引き続き準備をします。

第4回実行委員会は、11月2日に開催される「文化祭」の流れの最終確認を行い、役割分担を決めました。また、11月22日に開催する「志免町子どもの権利かるた大会」の役割分担や景品決めを行い、実際にかるたを体験しました。その後は、実行委員で協力して、文化祭で使用する景品の袋詰めやメダルの作成、パネルの作成等を行いました。自分の担当作業が終わると、別の作業を手伝うなど、自分たちで考えて取り組み、限られた時間の中で無事に完成することができました!


次は文化祭当日です!ぜひ、実行委員たちで考えたイベントブースに来てください☆
いよいよ、文化祭当日です。文化祭では、実行委員の考えた「クイズ」に答えて、「しおり作り」や「くじ引き」ができるようにしました。その結果、行列ができるほど多くの方々に来ていただくことができ、大盛況でした!活動を通して、実行委員同士の会話も弾み、笑顔で一日が終了しました。

かるた大会には、7チーム28名が参加し、白熱した試合になりました。
大会の中で、NPO法人スペース de Gun² 代表 百田氏より、志免町子どもの権利条例について講演も行われました。講演は、「子どもの権利や条例」について、参加者の意見も聞きながら、小学生にも分かりやすい内容でした。普段の生活の中で、「子どもの権利」についてふれる機会は多くないため、子どもも大人も「子どもの権利」について考える良い機会となりました。
また、実行委員も自分の役割をやり遂げ、スムーズな運営となりました。
〈志免町子どもの権利条例についての講演会〉

〈進行・試合中・インタビュー〉



〈集計中〉

〈結果発表〉
★優勝 なかよしガールズチーム★ ★準優勝 ピーナッツチーム★

★第3位 ココナッツチーム★
〈参加者集合写真〉 〈実行委員集合写真〉

第7回では、今年度の活動の振り返りと町長との懇談会がありました。
町長との懇談会では、町長に質問したり、学校や町内のイベント等について意見交換を行いました。
【懇談会での内容(一部抜粋)】
・町長の仕事内容は?
・仕事で一番緊張することは?
・町長の高校受験時の勉強方法は?
・志免町はいつ頃から発展したのか?
・町内の小中学校のいい所は?
・冬休みが短い理由は?
・学校にエレベーターが欲しい。
・廊下や階段の踊り場にもエアコンをつけて欲しい。
・遊具のある公園が近くにない。

また、新しくなった町民センターの見学をしました。

今年度の活動は今回で終了となります。実行委員をしてみての感想を聞きました。
〈一部抜粋〉
・子どもの権利子ども実行委員として活動する前は子どもの権利について深く考えたことがありませんでした。しかし活動を通して、子どもにも大人と同じように意見を言う権利や守られる権利があることを学びました。特に、子どもの声を聞くことの大切さを知り、自分の考えを伝えることも権利の一つだと感じるようになりました。
・自分の意見でみんなが笑顔になってくれてとても嬉しかったです。自分がやったことで誰かが笑ってくれることがこんなに嬉しいんだと感じました。
・初めは緊張していて話し合いなどに積極的に参加ができなかったけど、友達ができたりして積極的に参加ができるようになったので嬉しかったです。来年も参加できたら参加したいです。
・本来、出会わない人たちと出会い仲良くなり、行けるはずのない場所に行って、準備をみんなで頑張って、色々なことを知れてとても嬉しかったです!今回で終わってしまうのは悲しいけど、まだ6年生だから来年も再来年も実行委員に入れたらいいなと思います。
・私は初めての参加で、子どもの権利について何も知りませんでした。活動しながら、志免町の権利条例について学ぶことができました。文化祭やかるた大会では地域の方々と接して、多くの学びを得られたと思います。委員会で話し合いをしたことは楽かったですし、小学生とも仲良くなれました。夏から今にかけての委員会活動は貴重な体験でした。志免町について考え、活動することはこれからも続けていこうと思います。ありがとうございました。
実行委員の活躍により、地域の人もイベントを通して「子どもの権利」について考える機会が増えました。また、実行委員も活動を通して仲間が増え、自分の意見を伝える良い機会となりました。引き続き、志免町の子どもの権利条例普及・啓発に努めます。