平成19年に「志免町子どもの権利条例」が施行され、今年で13年が経ちました。
志免町では条例第5条、第14条に基づき、公募で集まった子どもたちからなる子ども実行委員会を組織し、子どもの権利について啓発を図るイベントを企画・運営しています。
14年目にあたる今年度は小学4年生~中学3年生までの15人の子ども実行委員が集まりました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、町の文化祭や子どもの権利かるた大会など、これまで啓発の場としてきたイベントが中止となる中で、子どもたちの権利保障のために何ができるか、何をしたいかを話し合いながら活動を開始しました。
初めての委員会では、まず、子育て支援課長より挨拶がありました。
その後、委嘱状の交付です。ここで、正式に「子ども実行委員」の誕生です。
子どもの権利条例のお話と過去の実行委員の活動の説明を受けました。
その後、『子どもが笑顔になれる理想の○○を考えてみよう!』のテーマのもと「○○」に当てはまる項目について話し合いました。
話し合いの結果、1.理想のイベント、2.理想の学校、3.理想の公園・遊び場について考えることに決まり、1~3のどのチームに入りたいか立候補で決めました。
子ども実行委員 今年一年頑張るぞ!!
第2~4回の実行委員会では、チーム毎に選んだテーマについて話し合いました。
「今の○○の現状は?」
「理想の○○はどんな○○?」
「理想の○○を考えた理由は?」
「理想の○○が実現しやすくなる方法は?」
など、自分たちで自由に意見を出し合い、グループ毎に意見を発表しました。
その後、他のチームの発表を聞いて思ったことや追加して欲しいことについて話し合い、発表しました。
他のチームの意見も踏まえ、報告書にまとめる作業を行いました。
委員会の途中に、子どもたちで行きたい場所を決めて、役場内探検もしました。
(役場の屋上、議場、総務課・経営企画課・学校教育課・子育て支援課)
次回は、まとめた報告書を町長に渡し、自分たちの考えや子ども実行委員をしてみての感想等について町長とお話しをする予定です。
子ども実行委員会最後となる「第5回 子ども実行委員会」が行われました。まずは、町長への報告内容(1.理想のイベント、2.理想の学校、3.理想の公園・遊び場)の最終確認です。
そして、いよいよ今までの実行委員会で取りまとめられた内容を報告書にし、町長に手渡しました。
町長と一問一答形式で行われた懇談会では、子ども実行委員会からさまざまな質問や意見が出ました。志免町の未来を真剣に考える子どもたちの声を受け、町長が子どもたちに思いを伝える有意義な会になりました。
子ども実行委員のメンバーが通学している各小中学校の校長先生・教頭先生・担任の先生に子ども実行委員会の活動報告書を手渡し、活動報告の説明を行いました。先生達からは1年間の実行委員活動への労いの言葉をいただきました。
(志免中学校子ども実行委員) 2月16日
(志免東中学校子ども実行委員) 2月10日
(志免中央小学校子ども実行委員) 3月2日
(志免東小学校子ども実行委員) 2月24日
(志免西小学校子ども実行委員) 2月15日
(志免南小学校子ども実行委員) 2月28日
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