平成29年「志免町子どもの権利条例」が施行され10年が経ちました。
そして、11年目に当たる平成30年、子ども達と一緒に大人が活動できたら。
子ども達はイベントでどんなことをしたいのか。
それを形にするにはどうしたらいいか・・・と思いがつのり。
小学校4年生~中学校3年生を対象として「子ども実行委員」を募集しました。
その応募により8人の子ども実行委員が集まり、文化祭での出展・子どもの権利かるた大会の運営を行います。
そしてその後、今回の活動を通して感じたこと、思ったこと、また、活動以外にこの町にいて感じることなどを
町長と直接語り合っていきます。
初めての委員会では、まず、子育て支援課長より挨拶がありました。
その後、委嘱状の交付です。ここで、正式に「子ども実行委員」誕生です。
子どもの権利条例のお話し。
今年出展することになる、文化祭・子どもの権利かるた大会の様子をスライドでみて、
条例にある、子ども参加についての説明を受けました。
子ども実行委員 今年一年頑張るぞ!!
今回の委員会は、まず、子どもの権利かるたの体験をしてみました。
その後
かるた大会・文化祭での出展をどうするか・・・
グループワーク形式で意見を出し合って協議しました。
口に出してはなかなか言えないことも、文字にすると沢山のアイデアや意見が出てきました。
沢山出た意見を、また、どうしたいか。
選択する方法も考え、協議しました。
今回の委員会は、前回候補を出し、選んだ、文化祭で「やりたいこと」をどうするかから話し合いました。
可能か不可能かを含め子どもたちが考えます。
そして、意見を言いやすいようにと、班ができました。
班に分かれて、いろんな意見が出ていました。
ここで、子育て支援課の職員は無理だろう・・・と思うことも暖かく見守ります。
子どもがやりたいことをどうやるか・・・出来るか出来ないか・・・
出来そうになくても、大人がサポートの気持ちであたたかく。
とても楽しそうに・・・時には真剣に、時には意見の対立もあったりと。
最後に、本来なら、夏休みだけで委員会は終わりだけど、話し合いや準備はどうかとなり、
まだまだ不十分だということで、文化祭前にまた委員会を開催することとなりました。
今回の委員会は、主に制作をしました。
文化祭での出展のポスターです。
また、必要なものは何か、どれを買うか。
インターネットを使って検索購入です。
真剣そうな写真を選んでみました。
はじめは、ひとりひとりで黙々と作業をしていたのですが、だんだんと足りないところを補い合ったり、
どのポスターが少ない!などと話が出たりし、沢山のポスターができました。
最後に、本番前にもう一度、委員会開催ということになりました。
第5回の委員会の活動は、文化祭に向けてアクセサリーのサンプル作りをしました。
みんな熱心に取り組んでいます。
それぞれの個性が光る作品がたくさんできました。
その後、文化祭の打ち合わせをし、
当日の流れや、それぞれの役割分担について最終確認をしました。
子どもの権利かるた大会前にもう一度集まりたいとの意見があり、
もう一度運営委員会を開催予定です。
第6回の委員会の活動は、まずは、文化祭での感想を書き出しました。
文化祭という一つの大きなイベントをこなし、実行委員同時のきずなが深まった感じです。
それから、かるた大会の運営についての打ち合わせです。
受付。司会進行。表彰式。誰がどういった形でやるか。
今回の話し合いは委員同士の意見がたくさん出て、また、役割も自主的に立候補できまり、
スムーズにまとまったため、かるた大会の後に予定している「町長との懇談会」にむけ、
役場の庁舎内を見学しました。
1階から順に、様々な課を子育て支援課職員と、ちょっとした説明を受けながらまわりました。
議場も見学した時は「うわぁ~」という声が出ていました。