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志免町在宅医療啓発講演会を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年3月9日更新 <外部リンク>

令和2年2月7日(金曜日)、志免町総合福祉施設シーメイトにおいて、志免町在宅医療啓発講演会を開催しました。

今回の講演会では、神奈川県横浜市 めぐみ在宅クリニック院長であり、エンドオブライフ・ケア協会代表理事である 小澤 竹俊氏 を講師にお招きし、「みんなで学ぶいのちの授業~あなたを支えてくれる人はいますか?~」と題して講演をしていただきました。

町内会役員、老人クラブ、民生委員・児童委員などを含めた町民の方、医療・介護の関係者の方など、総勢約230名の方々にご参加いただきました。

 



実際に在宅での看取りをされている小澤先生に、「住み慣れた地域で最後まで安心して過ごす」ために私たちに何が出来るか、ということをご講演いただきました。

先生の講演では、「子供から大人まで、健康な人も病気の人も、誰でも悩みや苦しみがあり、その苦しみをわかってくれる人がいれば、穏やかに過ごせる」というお話があり、「わかってくれる(理解してくれる)人」になるためのコミュニケーション方法についてもお話しいただきました。

子供も大人も、地域住民、医療・介護の専門職も、みんなで苦しみを理解し支えあうことで、孤立する人がいないような町を目指すことができる、ということを強くお話しされており、参加されている方々も熱心に聞かれていました。

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参加者のアンケートでは、

・「相手が私をわかってくれる人と思ってくれている」という言葉が印象に残った。
 他人の痛みや苦しみはわからない。実感できないから、想像できる人になりたい。

・「理解者になる」ということの大切さを改めて感じることができました。

などの好評をいただいています。

 

今回の講演を生かして、皆さんが最期の時を迎える時に、皆さんが望む最期の場所を選択して、安心して終わりを迎えることが出来るような志免町になるよう努めていきたいと思います。