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早めの心がけ!「熱中症の予防と対処法」

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月10日更新 <外部リンク>

年々暑さの到来が早まり、体がまだ暑さに慣れないこの時期は特に体調を崩しやすい時期でもあります。今から熱中症予防を心がけるようにしましょう。

熱中症予防に関する情報は、環境省「熱中症予防情報サイト」<外部リンク>厚生労働省「熱中症関連情報」<外部リンク>にも詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください。
  

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう

・軽 症: めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
・中等症: 頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
・重 症: 意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない

熱中症は予防が大切です

暑さを避ける!

・扇風機やエアコンで温度をこまめに調整こまめに水分補給(適度な塩分補給)
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・天気のよい日は日陰の利用、こまめな休憩
・吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を着用気温が高くなる時間帯は、不急、不要の外出は避ける
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

※『熱中症警戒アラート』発表時には、外出をなるべく控え、暑さを避けましょう!

こまめに水分を補給する!

・室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても こまめに水分・塩分などを補給

熱中症になったときの対応

・涼しい場所に避難し、服をゆるめ体を冷やす
  首のまわり、脇の下、足のつけ根など血管が集まっているところを冷やす。
・水分・塩分、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給
  意識が低下していると誤飲(肺に水分が入る)する可能性があります。他者が飲ませるのでなく、自分で飲むように勧める。

※こんな時は救急車を呼ぶ!
・呼びかけに反応しない
・自力で水が飲めない
・しばらく休んでも体調がよくならない等

こんな人は特に注意!

・高齢者
 熱中症のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。室内でも熱中症になることがあります。家族や地域等、周りの人の声掛けがとても重要です。室内に温湿度計を置き、数字を見てクーラー等の使用やこまめな水分補給を心がけましょう。
・乳幼児
 乳幼児は体温調節が十分発達していないため体温が上がりやすく、外出時には帽子、服装、日焼け止めなどの紫外線対策と水分・塩分補給、体を冷やす保冷材等を携帯し、特に炎天下での長時間の外出は避けましょう。
・その他、持病のある方、体調の悪い方は、日中無理な活動はできるだけ控えるようにしましょう。