ごみ減量化は脱炭素につながる大事な取組のひとつですが、生ごみを水切りすると何%減量できる?
(1)5% (2)10% (3)15%
答え(2)
生ごみを水切りすることで重量の約10%が減量できるといわれています。生ごみの水切りは、家庭から排出されるごみの減量化や脱炭素の推進において非常に重要な役割を果たします。生ごみには多くの水分が含まれており、その水分量は一般的に70%から90%に達することがあります。このため、生ごみをそのまま廃棄すると、実際に捨てる量の大部分が水分で占められていることになります。
生ごみの水切りによって、以下のような効果が得られます。
1. ごみの減量化
生ごみの水分を取り除くことで、全体の重量が軽くなります。これにより、廃棄物の総量を減少させてごみ袋代を節約でき、最終的にはごみ処理費用の削減にもつながります。
2. 臭気の軽減
生ごみは水分が多いほど腐敗しやすく、悪臭を放つ原因となります。水切りをすることで腐敗の進行を遅らせることができ、結果として臭気の発生を抑えることができます。これにより、家庭内や地域社会での衛生環境が改善されます。
3. 環境教育の一環
生ごみの水切りは、家庭で簡単に実践できるエコ活動の一つです。地域社会での環境教育や啓発活動において、生ごみの水切りを推奨することで、住民の意識向上にも役立ちます。家庭から出るごみを減らす意識を育むことは、持続可能な社会づくりに貢献します。
以上のように、生ごみを水切りすることは、単なる廃棄物処理の効率化だけでなく、環境保護や地域社会への貢献にもつながります。私たち一人ひとりがこの取り組みを実践することで、より良い未来を築いていくことができます。ぜひ、ご家庭でも生ごみの水切りを実践してみてください。
食品ロスを削減するため、みんなが買い物のときにできることといえば?
(1)腐らないように、奥どり(商品を奥から取る)
(2)すぐ食べるなら、てまえどり(商品を手前から取る)
(3)買い物にできる限り行かない
答え(2)
私たちの生活の中で、食品ロスは大きな問題となっています。食品ロスとは、食べられるはずの食品が廃棄されることを指し、環境への負担や資源の無駄遣いにつながります。そこで、私たちが日常生活でできる取り組みの一つが「てまえどり」です。
「てまえどり」とは、すぐ食べる食品を購入する場合は、販売期限が比較的短い、手前に並べられた商品を積極的に選んでもらう購買行動のことです。もし買い物の際に、奥にある賞味期限の長い商品ばかりを選んでしまうと、手前に並べられた賞味期限の短い商品が売れ残り、結果、廃棄することとなってしまいます。
私たち消費者が手前にある商品を優先的に購入することで、食料品の無駄を減らすことができます。また、店舗側も「てまえどり」を促進することで、売れ残りを減らし、経済的な損失を防ぐことができます。
このように地域全体で「てまえどり」を推進することで、食品ロス削減に向けた意識を高めることができます。私たち一人ひとりの小さな行動が、大きな変化につながります。ぜひ、次回の買い物から「てまえどり」を実践してみてください。共に持続可能な社会を目指しましょう。