志免町では、宇美町、須恵町、粕屋町、篠栗町、志免町の5町で構成された「かすや中南部広域消費生活センター」を拠点として、専門の資格を持った消費生活相談員を中心に、消費者問題に関わる相談を受けることができる体制を整えています。
令和6年度は、通信事業者、警察官、検察官などをかたる者から、不安を煽るようなうその話で口座番号を聞き取ろうとする不審電話や、SNSを利用し投資名目で金銭をだまし取る詐欺(SNS型投資詐欺)、また、恋愛感情や親近感を抱かせて金銭をだまし取る詐欺(SNS型ロマンス詐欺)が増加しました。相手の誘いに乗り支払いを続けてしまうと、気づいた時には大切な財産を失ってしまう可能性があります。
このような消費者問題は、みなさまの暮らしに密着した問題のため、何時遭遇するか予想がつきません。町民のみなさまが日々の暮らしの中で発生した問題、不意にかかってきた電話による悪質商法の勧誘などに慌てることなく冷静に正確な判断ができるよう、町では消費者問題に対する意識の向上を目指し、出前講座や町行事イベント等を通して積極的な啓発活動を行ってまいります。
志免町では、これからも町民のみなさまが安心して消費生活を送れるよう消費者行政を充実させ、また、町民みなさまからの相談を受けられる体制を維持・充実させて安全で安心な志免町を目指します。
令和7年2月1日
志免町長 世利 良末