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食品ロスを減らしましょう!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月1日更新 <外部リンク>

食品ロスってなに?

 食品ロスとは、食べられるのに捨てられた食品のことです。家庭から出る食品ロスの主なものは次のとおりです。

  1. 調理に使い切れずに捨てられたもの:「買いすぎ」
  2. 賞味期限や消費期限が切れて捨てられたもの:「期限切れ」
  3. 調理の時に食べられる部分が捨てられたもの:「過剰除去」
  4. 食べきれずに捨てられたもの:「食べ残し」
  5. その他の理由で捨てられたもの

食品ロスの現状

 日本では年間約1,800万トンの食品廃棄物が出されていますが、このうち食べれるのに廃棄されている食品は500万~800万トンに及びます。これは日本人1人あたりに換算すると、毎日おにぎり約1~2個分を捨てていることになります。

家庭における食品ロス

 家庭からは、食品ロス全体の約半分にあたる年間200万トン~400万トンが発生しています。食材別にみると最も多いのは野菜、次いで調理加工品、果実類、魚介類です。家庭での1人当たりの食品量を試算すれば、一年間で約15キログラムに及び、60回の食事分に相当します。(一度の食事で食べるご飯の量を250グラムと仮定。)

家庭における食品ロスの内訳(一人1日あたりの食品ロス量)

「過剰除去」(22.7グラム・55%) 食べられる部分まで過剰に除去しての廃棄(例:野菜や果物の皮の厚むき)

「食べ残し」(11.1グラム・27%) 食事としての使用・提供されたが、食べ残して廃棄

「直接廃棄」(7.3グラム・18%)   消費期限切れや賞味期限切れにより、食事として使用・提供せずにそのまま廃棄

出典:消費者庁「食べもののムダをなくそうプロジェクト」

食品を使用せずに廃棄した理由

〈51.7%〉  食品の鮮度低下、腐敗およびカビの発生

〈50%〉   食品の消費期限・賞味期限が過ぎたため

〈17.4%〉  色やにおいなどで食品の安全性に不安を感じたため

〈15.2%〉  食品が中途半端に余ったため

資料:農林水産省「平成21年度食品ロス統計調査(世帯調査)」(複数回答による)

種類食品ロスとなっているものの例発生量
食品ロスの内容と発生量
事業者

・製造過程で発生する規格外品

・期限切れなどで販売できなくなった在庫

・客が食べ残した料理

・客に提供できなかった食材 など

年間300万~400万トン

家庭

・調理の際に食べられる部分を捨てている

・冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなった食品

・食べ残し など

年間200万~400万トン

食品ロスを減らす効果

 食品ロスが増えることにより、環境への様々な影響を及ぼすことが心配されます。そこで、私たちが食品ロスを減らすことにより、どのような効果があるのでしょう。

1.二酸化炭素排出量の減少

 食品ロスが減ることにより、ごみの量が減り、運搬や処理のために使う化石燃料の使用量が減ります。そうすると、地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

2.経済効果

 商品ロスが減ることにより、ごみの量が減り、運搬や処理のために使う化石燃料が減少することで、ごみ処理費を減らすことができ、無駄な支出を減らすという経済効果があります。

3.世界の食糧不均衡の解消

 私たちは輸入食品を食べています。輸入食品の食品ロスを減らすことにより、その分を食料が不足している国々へまわすことで、飢餓に苦しむ子供たちを救うことができます。

4.バーチャルウォーター(仮想水)の減少

 食品を輸入することは、現地の農地で使用した水(バーチャルウォーター)も間接的に輸入することになります。そのため、輸入食品の食品ロスを減らすことは、現地の水を守ることにつながります。

食品ロスを減らすために私たちができること

1.買い物では

 残っている食品を確認してから買い物に行きましょう。

 バラ売りや少量パックなど使い切ることができる量を買いましょう。

 地元で採れた野菜など旬の食材を買いましょう。

 珍しいからといって料理できそうにない食材を買わないようにしましょう。

 賞味期限と消費期限の意味を理解して買い物しましょう。

項目賞味期限消費期限

賞味期限と消費期限の違い

意味

おいしく食べることができる期限。

この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではない。

期限を過ぎたら食べないほうが良い期限
表示

3か月を越える期限のものは年月で表示

3か月以内の期限のものは年月日で表示

年月日で表示
対象

卵・牛乳・ハム・ソーセージ・缶詰・レトルト食品

カップめん・スナック菓子 など

弁当・サンドイッチ・惣菜・ケーキ・生めん など

2.料理では

 野菜などの傷みやすい食品は早めに使い切りましょう。

 食品に適した方法で保管して長持ちさせましょう。

 賞味期限を正しく理解し、期限を過ぎてもすぐに廃棄せず、食べられるかどうか判断しましょう。

 食べきれる量を調理して、作りすぎないようにしましょう。

 使い切れなかった食品は保管して、早めに使い切りましょう。

 今まで捨てていた野菜の茎や皮などを使って料理しましょう。

 余ったパンをパン粉にするなど、残った食品を別の料理に使いましょう。


3.食事では

 好き嫌いをなくして、残さず食べましょう。

 食べきれなかった料理は保存して、早めに食べましょう。

 好き嫌いのある子供が食べられるように調理を工夫しましょう。

 外食では食べきれる量を注文しましょう。


食べ物のもったいないチェックシート

 自分の家からどれぐらいの食品ロスが発生しているのかを把握することは、食品ロスを減らすために、非常に重要なことです。
 そこで、〇をつけていくだけで、簡単に食品ロスを記録できるノートを作成しました。食べ物を捨てることになったとき、このノートにメモすることで、捨てられがちな食材や原因がわかってきます。食品ロスを減らすため、このノートをぜひお役立てください。

食べ物もったいないチェックシート [Wordファイル/437KB]


 

食べ物への感謝の心を大切にして「残さず食べる」「感謝して食べる」など、食についての習慣を身につけましょう。

 

食品ロスについてもっと知りたい方は

消費者庁「食べ物のムダをなくそうプロジェクト」(別ウィンドウで開く)<外部リンク>

農林水産省「食品リサイクル・食品ロス」(別ウィンドウで開く)<外部リンク>

農林水産省「フードアクションニッポン」(別ウィンドウで開く)<外部リンク>