特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください
志免東中学校にてセアカゴケグモが発見されました
令和4年6月8日に、志免東中学校のプール敷地内にてセアカゴケグモが確認されています。
これまでに確認できた成体については、すでに駆除しております。
まだ近辺に生息している可能性もありますので、学校に出入りする際や、近隣住民の方は十分注意していただき、発見した場合は絶対に素手で触らないでください。
※セアカゴケグモの生態については下記をご覧ください
福岡県では、セアカゴケグモは平成19年に福岡市内で初めて発見されましたが、その後も同市内では継続的に発見され、その他一部の地域でも発見されています。
セアカゴケグモは基本的に攻撃性はありませんが、素手で捕まえたり、巣に触れたりすると咬まれることがあります。
発見した場合は絶対に素手で触れずに、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤)で駆除してください。
また、同じゴケグモ類であるハイイロゴケグモについても、過去に県内で発見されており、同様に危険ですので注意してください。
詳しくは、福岡県ホームページ<外部リンク>をご覧ください(※新しいウィンドウが開きます。)
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモについて [PDFファイル/852KB]
セアカゴケグモの見分け方
- メスの体長は、約0.7cm~1cmで全体が黒色で腹部の背面と腹面に赤色の模様があります。
- オスの体長は、0.4cm~0.5cmで腹部の背面は灰白色をしています。
セアカゴケグモに咬まれないための注意
- 絶対に素手で触らないこと。
- 衣服の上から咬まれる可能性は低いので、野外で作業する場合は長袖、長ズボン、手袋などを着用する。
- 洗濯物の取り入れなどでサンダル等を履くときに咬まれる事故が発生しています。野外に置きっぱなしのサンダル等を履く場合は注意してください。
セアカゴケグモに咬まれた時の対処法
- 咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じ、やがて咬まれた部分の周りが腫れて赤くなります。
- 悪化すると痛み、発汗、発熱、発疹などが現れることがありますので、温水や石鹸水で傷口を洗い、医療機関で受診してください。
- より適切な治療の受診のため、できるだけ殺虫剤等で殺したクモを持って行ってください。
駆除について
- 駆除については、発見された土地または建物の管理者で行っていただくことが基本となります。
- クモ自体は、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤)で駆除できます。
相談及びお問い合わせ先
- 宗像・遠賀保健福祉環境事務所 地域環境課 (電話)0940-36-2475
- 福岡県庁 環境部自然環境課野生生物係 (電話)092-643-3367