ご存じですか?地域の身近な相談相手「民生委員・児童委員」
民生委員・児童委員制度について
全国共通の制度として、住民が民生委員・児童委員への相談や支援を受けられるよう、厚生労働大臣が定めた基準(一定の世帯数ごと)を踏まえつつ、
市町村ごとに定数が定められています。
民生委員・児童委員の任期は3年(再任も可能)です。
任期:令和4年12月1日から令和7年11月30日まで(今期)
令和7年12月1日から令和10年11月30日まで(次期)
民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤で特別職の地方公務員です。給与の支給はなく(無報酬)、ボランティアとして活動しています。
民生委員制度は、大正6年に創設され、平成29年に創設100周年を迎えた、歴史と実績を有する制度です。
民生委員・児童委員の役割
民生委員は、住民の皆さんの最も身近な相談相手です。
志免町では原則町内会ごとに配置されています。
民生委員は、自らも地域住民の一員として、高齢者等の見守り、子どもたちへの声かけなどを行う地域福祉の増進に努める人たちで、「児童委員」を兼ねています。
住民からの困りごとや心配ごとを聞いて、地域の専門機関につなぐ役割を担っています。
民生委員法第15条により「守秘義務」が課せられているため、相談内容や個人情報、プライバシーに関することが他に漏れることはありません。
また、民生委員・児童委員、主任児童委員は退任後も守秘義務を負います。
主任児童委員とは
民生委員・児童委員の中から厚生労働大臣に指名されて、児童福祉に関する事項を専門に担当する「主任児童委員」がいます。
担当者区域を持たず、学校や保育所、地区内の民生委員・児童委員などと連携しながら子育て支援や児童健全育成活動に取り組んでいます。
※「主任」は職位ではなく、「主に任ずる」という意味があります。
活動内容について
活動内容については、地域によってさまざまですが活動の例をご紹介します。
個別支援活動:ひとり暮らし高齢者等への見守り訪問、子どもや子育てに関すること、相談を受け専門機関等につなぐこと
地域福祉活動への参画:町内会行事(夏祭り、餅つき大会等)や社会福祉協議会の事業(共同募金運動)への参画、関係機関・行政との連携
民児協活動への参加:定例会(月1回)や研修会等への参加
※志免町役場において、原則、毎月第2・4水曜日に『心配ごと相談』を開催しています。詳細については、広報をご確認ください。
どのような方が民生委員・児童委員になっているのか
地域の推薦を受け、厚生労働大臣の委嘱を受けた方です。
住民の方で、その地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意があるなどの要件を満たす人が民生委員・児童委員に
選ばれる対象になります。
民生委員・児童委員、主任児童委員数
※令和4年12月1日(一斉改選}時点
区分 | 定数 | 委嘱数 | 充足率 | 欠員数 |
---|---|---|---|---|
全国 | 240,547名 | 225,356名 | 93.7% | 15,191名 |
福岡県 | 5,262名 | 4,921名 | 93.5% | 341名 |