4年生「総合的な学習の時間」で行ってきた「ふれあいの部屋の方となかよくなろう」の取り組みも、第5回目の交流会となる今日の「感謝の会 〜ふれあいさん ありがとう〜」をもって、ついに締めくくりを迎えました。

地域の作業所「ふれあいの部屋」の皆さん、そして同じくゲストティーチャーとして学習を支援してくださった社会福祉協議会の職員の方を体育館にお招きし、
これまで共に過ごした時間への感謝を届ける、一生懸命さと温かい涙、そしてたくさんの笑顔と感動に包まれた素晴らしい会となりました。
今回の会に向け、子ども達は準備段階から気合十分でした。
「ふれあいさんに喜んでもらいたい」という一心で、体育館の入り口に飾る看板や名札もすべて子ども達の手作りです。

リハーサルでは、指示を待つのではなく、すべての子ども達が「自分にできることは何か」を自ら考え、動き、声を掛け合いながら主体的に準備を進める頼もしい姿が見られました。


本番の「感謝の会」では、秘蔵映像の鑑賞や4年生全員の「よびかけ」と「歌」を織り込みながら、これまでの学びと交流の思い出を振り返りました。
運動会でのソーラン節の演技や、お仕事紹介、紙すき体験、そして白熱したボッチャ大会など、回を重ねるごとに心を通わせてきた子ども達。


学習を通して
「福祉とは、ふだんのくらしのしあわせを考えること」、「今より、もっと安心した気持ちで生きたいと願うこと」という答えに行き着いた子ども達は、
「ボッチャで一緒に円陣を組んでくれた」「いつもニコニコ笑顔で安心させてくれた」など、
ふれあいさん一人ひとりの素敵なところや感謝の思いを自分の言葉で伝えました。
子ども達の一生懸命な言葉に、ふれあいの部屋の利用者さんやスタッフの方々が思わず涙ぐまれ、その温かい姿に子ども達も思わずもらい泣き。
会場全体が優しい涙と大きな感動に包まれました。
会の終盤、スタッフさんから「最初は、障がいのある人と交流するのが少し不安だった人?」と問いかけがあると、ほとんどの子ども達が正直に手を挙げました。
続けて「関わってみて、その不安が変わった人?」と尋ねられると、今度はほとんどの子ども達が元気いっぱいに手を挙げました。

スタッフさんの心からの感謝と子ども達への賞賛の言葉に、真剣な眼差しで心を傾けて聞き入る子ども達の姿がありました。

この学習のねらいである「共生と支援の心の育成」に向け、半年をかけて子ども達の意識を揺さぶり、体験の意味を丁寧に価値付けながら授業づくりに心を砕いてきた担任達の工夫と熱意。
その情熱に応えるように、子ども達の心が優しく柔らかく育まれていきました。

交流を通して不安を温かな信頼へと変化させ、人との関わりの中で大切なことを学んだ経験は、子ども達の未来を照らす大きな宝物となりました。
「ふれあいの部屋」の皆さん、心温まる素敵な時間を本当にありがとうございました。
