5年生の算数では、新しい数の性質である「約数」の学習に取り組んでいます。
「約数」は、直前に学ぶ「倍数」と混乱しやすく、イメージを掴むのが少し難しく感じられる単元の一つです。

今回の授業では、単に手順を教え込むのではなく、子どもたちがこれまでに学んだ知識を活かして自ら答えにたどり着けるよう、担任が問いかけを行いました。
黒板に提示された「12の倍数」「2の倍数」といった既習の数値や関係性を手がかりに、思考を深めていきます。

担任の投げかけに応じる中で、子どもたちの口からは
「あ、あまりが出ないで割り切れる数だ!」
「1×12、2×6みたいに、掛け算の組み合わせでも探せるね」
といった気づきの言葉が次々と飛び出しました。
既習のわり算や倍数と結びつけながら、自分の言葉で表現することで、「約数」という概念への理解を確かなものにしていきます。

今回の授業は、担任と通級指導教室の担当教員が連携した「チームティーチング」の体制で行いました。
全体に向けた丁寧な発問とあわせて、個々のつまずきに合わせた細やかなサポートを行うことで、すべての子どもが安心して学習に向き合える環境を整えています。

個人思考の時間には集中してノートに向かい、ペアやグループで
「どうやって見つけた?」とお互いの考えを確かめ合う姿が見られました。
複数の教員がいることで、発言を拾い上げたり考えを広げたりする関わりが生まれ、より一層学びが深まりました。
