5日間の秋休みの後、10月15日(水)は、後期始業式でした。始業式では、各学年の代表生徒が、後期の目標を話しました。また、表彰式では、糟屋区新人大会や筑前地区大会の表彰が行われました。代表生徒の表情は凜々しく、次の目標に向けた意気込みを感じました。
校長先生の話では、ラグビー選手が大切にしている「前へ」という言葉を通して、逆境の中でも現状を変えていこうとする心をもつこと、目標を見据えて一歩でも前へ進む意志をもち行動することについての話がありました。ラグビーでは、楕円形の予測不可能な動きをするボールを後ろにパスしながら前へ進むといったルールがあります。また、他の競技とは異なり、試合中は、日頃から指導をしてもらっている監督がベンチにはいません。試合中は、選手が、自分たちで考え、判断して動きます。不確実で予測不可能なことは、とても不安ですが、それほど悲観することではないように思います。予測不可能だからこそ、自分たちで考えて、何度でも試すチャンスがあります。自分たちで知恵をだし、納得いくまで考えていけると思えば、ドキドキ、ハラハラ、ワクワクするような感情や「やってみたい、できるかもしれない」という期待感が湧き上がってくるように思います。そのために、周りの人とのコミュニケーションを大事にすること、そして、自分と異なる部分に興味をもって考えを広く、深くしていくことの方が、子どもたちの心を豊かにすると考えています。コミュニケーションをとりながら、自分たちで前へ進むための作戦を考え、やっていってくれると期待しています。頑張れ 志免中生!