福岡県では、毎年11月を「ふくおか教育月間」として教育をテーマとした活動や講演会等が実施されます。目的は、家庭、学校、地域社会が連携して教育の充実と発展を図るためです。志免町では、11月9日(土)を「志免町教育の日」とし、各小中学校で特色ある取組が予定されています。本校では、道徳の授業参観と地域連携プロジェクト会議を予定しています。道徳の授業参観では、参観する大人も一緒に考える道徳の授業をします。また、地域連携プロジェクト会議では、生徒が自分の住んでいる地域の方と地域のこれからについて熟議をします。
「熟議」とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら対応などを形成していくことです。そのよさは、当事者として、生徒、保護者、教員、地域住民等が集まって、課題について熟慮し討議をすることにより、お互いの立場や果たすべき役割への理解が深まります。そして、取組や解決策などが洗練され、一人一人が納得して自分の役割を果たすようになることを期待した取組です。
志免中学校コミュニティスクールテーマである「共創 ~異なるつよみをもつ主体が責任と役割を分担し、こどもまんなか地域を創る~」ことについて、それぞれの立場で考える日になります。下の写真は昨年度の熟議の様子です。今年は、どのような熟議が展開されるか…。楽しみです。