令和５年度赴任式・始業式

主体的に考えて行動する

始業式校長先生の話

　４月スタートに当たり、今年の志免中学校の目標について話をします。今年の志免中学校の目標は「主体的に考えて行動する」です。「主体的に考えて」とは、「状況に応じて、自分の意思で、自分でめざす目標を決めて」という意味です。みなさんも頭の中で「こんなふうになりたいから、こんなことしたい」と考えていると思います。今年は、その考えていることを行動にうつすところまでを目標にします。「行動する」とは、体を動かすことだけではありません。自分の考えを声に出して相手に伝えるということも行動の一つです。「まずは、やってみる！」「まずは、話してみる！」ということです。　　　

　どんなに立派な考えであっても、考えるだけでは進みません。大事なのは、実際に行動すると見えてくる世界があるという経験をすることです。意外と「おっ、できる！」「おっ、伝わった！」と思う経験になるかもしれません。意外と「えっ、難しいな・・・」と思う経験かもしれません。むしろ、「えっ、難しいな・・・」「手強いな・・・」と思う経験こそ、みなさんを逞しくしてくれると信じています。うまくいかなければ、方法を変えて何度もやり直せばいい、困ったら「困った」とつぶやき周りの人の力をかりればいい、学校はそういうところです。学校は一人ではないから最強です。そう思います。

　「目配り、気配り、思いやり」を大事に成長してきた２年生、「あたりまえとありがとう」そして、「究極の自治活動」をテーマに成長してきた３年生、そういった日々を積み重ねてきたからこそ、できると信じています。自分に期待して、そして、周りにいる友だちとの関係を大事にしながら行動してください。「主体的に考えて行動する」それでは、志免中学校の令和5年度のスタートです。まずは、やってみましょう。