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トップページ志免中学校令和4年度修了式・離任式

令和4年度修了式・離任式

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年3月24日更新 <外部リンク>

正々堂々

修了式ので校長先生の話

 みなさんおはようございます。先ほど修了証書を代表生徒に渡しました。次に登校するのは、学年が一つ進む4月になります。3年生が卒業して、今は少し寂しい人数になりましたが、4月に新入生が入学してくると、今年度より生徒数が増え、約1000人の志免中学校になります。今日はこの後、離任式を行い、今月いっぱいで志免中をあとにする先生の紹介を行います。私も3月で定年退職を迎えます。4月からは違った形で仕事を続けようと思いますが、こうやって皆さんの前で話をするのは、今日が最後になります。
 今日まで37年間、多くの生徒を見てきましたが、私が最後に皆さんにお伝えしたい言葉は、「正々堂々」という言葉です。毎日生活していれば、中学生の皆さんにも様々な困難があるかと思いますが、やがて大人になるにつれて、その困難は間違いなく大きくなります。それは、今は皆さんは、保護者をはじめ、多くの大人たちから守られているからです。皆さんは、やがては守られる立場から守る立場に変わるときが来ます。その困難をはじき返すときには、ぜひ正面から正々堂々と立ち向かってほしいのです。小手先の技術や小細工を用いても、上手くいくことはありますが、長続きはしません。必ず行き詰まることでしょう。「正々堂々」と困難に立ち向かうたくましい人間になってください。
 人生100年の時代です。皆さんには多くの時間があります。皆さんの限界は、皆さんが考えるよりずっと先にあるかもしれません。自分の可能性を広げ、自分の限界にチャレンジする人生一度しかない中学校時代を送ってください。

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