スマホのSNS(LINE、インスタグラム、YouTubeなど)をきっかけとした投資詐欺が多発しています。資産運用の広告からLINEグループに招待され、そのグループ内で「一緒に設けよう」などと誘われ、複数回にわたり多額の金銭をだまし取られてしまう深刻な詐欺被害です。中には、広告に有名人の名前を勝手に使い信用させる手口もあります。簡単に儲かるうまい話が来たら詐欺だと肝に銘じておきましょう。
スマホで動画を見ていたらアシスタントと名乗る女性からメッセージが届き、投資セミナーのLINEグループに登録した。その中のメンバーから「資産運用に成功した」という話を聞き、先生と呼ばれている人からFX取引を勧められ、海外FXの口座を開いて個人名の口座に50万円振り込んだ。取引画面を見ると100万円になっていたので、10万円の出金申請をしたら入金されたので信用し、毎回異なる個人名義の口座に総額500万円を振り込んだ。しかし、昨日出金申請をしたところ「税金として150万円が必要」と言われ振り込んだが出金できなかった。(60歳代 男性)
事例のように一旦相手の口座に振り込んだ金額を取り戻すことは困難です。絶対に振り込まないでください。振り込んでしまった場合は、最寄りの警察署と振込先の金融機関に連絡し、振り込め詐欺救済法に基づく届け出をしましょう。
※「金融機関名」と「振り込め詐欺救済法」と検索すると連絡先を調べることができます。
困ったときはすぐにかすや中南部広域消費生活センターに相談してください。