「点検商法」とは、無料あるいは格安で「点検してあげる」と持ち掛け、点検の結果「このままでは大変なことになる」と消費者の不安をあおり、新しい商品を売りつけたり、サービスを契約させたりする手口を言います。
1.知らない業者から「点検させてほしい」と連絡があっても、不要であればきっぱりと断りましょう。
たとえ無料と言われても、簡単に応じてはいけません。訪問を許すということは、自身の個人情報をさらけ出してしまう危険性もあります。
また、自治体の関係者であるとか、現在の契約先だと言って訪問してきたが、実際は全く関係のない業者であるケースもあります。
安易に信用せず、不安な場合は自治体や、現在の契約先に確認するようにしましょう。
2.点検してもらっても、結果は冷静に確認し、業者の話をうのみにしないようにしましょう。
不具合があるといわれても、別の専門家に確認をお願いしたり、落ち着いて対応しましょう。
3.その場では契約しないようにしましょう。
点検の結果、業者からすぐに契約を勧められたとしても、その場で契約をしないようにしましょう。「すぐやらないと大変なことになる」「今日契約してくれたら安くする」等、ゆっくり考える時間を与えずに契約をせかす業者は要注意です。複数の業者から見積もりを取って比較検討することが大切です。
4.契約するときは契約書面の内容をしっかり確認しましょう。
事前に見積書や契約書の詳細をしっかり確認してください。訪問販売で契約した場合はクーリングオフが可能です。
5.不安に思ったらすぐに消費生活センターに相談してください。