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増えています!ネット上での怪しい勧誘

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年5月10日更新 <外部リンク>

増えています!ネット上での怪しい勧誘

消費生活センターに寄せられる苦情相談のきっかけが、従来の訪問販売や電話勧誘SNS販売などから、交流サイト(SNS)などのインターネット上での勧誘へと変化してきています。新型コロナウイルス感染防止のために、対面での交流が減少していることも要因の一つと考えられますが、やり取りの相手の本人確認が難しく、営業目的を隠して近づいてくるケースも見られますので、より慎重な対応が求められます。

相談事例

〈相談事例1〉

マッチング(出会い)アプリで知り合った男性から「自分ももうかった」と暗号資産(仮想通貨)の金融取引を進められ50万円を投資したが、紹介された海外の取引所は詐欺業者のようで出金ができない。(40歳 女性)

〈相談事例2〉hukugyou

写真を共有する私のSNSをフォローしてくれた相手とやり取りをしていたら、「もうかるいい話がある」と誘われ、カフェで会って話を聞いたら、商品を仕入れてネット上で転売するビジネスの話だった。結局、30万円のノウハウほんと情報の入ったUSBを勧められ、消費者金融で借金する方法を教えられその場で現金を渡した。しかし購入した情報は役に立つものではなく、仕入れた商品も売れず借金だけが残った。(21歳 男性)

 

アドバイス

  • インターネット上には様々な詐欺が潜んでいることを常に念頭に置いておきましょう。
  • やり取りの相手が、職業や収入を偽ったり、他人の素敵な写真を使って近づいてくる場合もあります。冷静に考えましょう。
  • よくわからない相手からのうまいもうけ話には応じないようにしましょう。投資詐欺被害の回復は困難です。
  • 事例2のように素人が簡単にもうかるうまい話はありません。カフェでの契約はクーリング・オフでの解除の対象になりますが、相手の所在が分からないなど解決が難しいケースもありますので、お金を渡す前に慎重に考えることが大切です。
  • 不安に思ったり、困ったなと思ったら、早めに消費生活センターに相談してください。

 

参考:【サイバー犯罪】最新手口の紹介  福岡県警察HPより

https://www.police.pref.fukuoka.jp/seian/cyber/saishinteguchi.html<外部リンク>