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クレジットカードの利用明細は毎月きちんと確認しましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新 <外部リンク>

利用の覚えのない請求はありませんか?

見知らぬ人による不正利用や、「電話相談」「動画配信サービス」などのお試し期間経過後の解約忘れで、思わぬ請求が発生している場合があります。kurejittoka-dokougaku

 

相談事例

(相談事例1)買った覚えのないパソコン代金が未納だとカード会社から電話があったseikyuusyo

「2か月前に通販サイトで購入したパソコン代金の引き落としができなかった」とカード会社から電話がかかってきた。その月はカードを利用しておらず「身に覚えがない」と伝えたが、「補償期間の60日を過ぎているので請求は止められない」と言われた。買った覚えがないので払いたくない。(20歳代 男性)

(相談事例2)1年前に「無料電話占い」を利用したが、数か月前から月額料金引き落とされていることに気が付いた

無料電話占いの申し込み時にクレジットカードの登録が必要だった。その後、占いを利用することもなく忘れていたが、4か月前から毎月5,000円が引き落とされていた。無料と思っていたので返金してほしい  (40歳代 女性)

 

アドバイス

(相談事例1へのアドバイス)

  • 近年、正規の通販サイトを装った偽サイトや、宅配便の不在通知と勘違いさせるショートメッセージなど、クレジットカード番号などの個人情報を盗み取ろうとするフィッシングという手口による被害が急増しています。
  • 家族の利用の有無を確認し、不正利用だとわかったら、すぐにカード会社に連絡し警察にも届け出ましょう。
  • カードの利用停止手続きをした日の60日前からの不正利用は補償されますが、事例のようにその期間を過ぎている場合は、販売店や通販サイトへの調査が必要になり、解決が非常に難しくなります。不正利用は早めに気づいてすぐに届けることが非常に重要です。

(相談事例2へのアドバイス)

  • 定額を定期的に支払うことで利用できるサービスをサブスク(サブスクリプション)と言います。
  • 「無料お試し」の登録時にクレジットカードの登録が必要で、無料期間内に解約しない場合には、サブスクとなり、自動的にクレジットカードの引き落としが始まります。
  • 無料、お試しと書かれていても、慎重に利用規約や解約方法を確認しましょう。解約には登録時のパスワードが必要な場合もありますので記録しておきましょう。

※事例の場合は電話で解約を申し出、今後の請求を止めることができました。

 

困ったなと思ったら、すぐに消費生活センターに相談してください。