大手電話会社や国税庁などを名乗り、個人情報を聞き出す不審な電話に関する相談が急増しています。非通知や知らない電話番号からの電話には応答せず、絶対に個人情報を伝えないでください!!
〈相談事例 1〉大手電話会社をかたる不審な電話
+1から始まる電話番号から携帯電話に着信。出ると大手電話会社を名乗り「重要なお知らせです。2時間後にすべての通信サービスを停止します。オペレーターに接続するには1番を押してください」という内容の音声ガイダンスが流れた。不審に思い切電したが対処法を知りたい。
〈相談事例 2〉国税庁をかたる不審な電話
自宅の固定電話の留守番電話に国税庁を名乗り「アンケートにお答えください。税金を払っている人は1、関係なければ2を押してください。回答がなければブラックリストに載り、関係部署から連絡が入ります」と録音されていた。本当か。
※+(プラス)から始まる電話番号にかけ直してしまうと、高額な通話料金が請求されることがあります。
高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、日ごろから身近な家族や周りのかたが高齢者の生活や言動、態度などを見守り、変化にいち早く気づくことが重要です!
不安に思った場合や個人情報を伝えてしまった場合は、すぐに消費生活センターに相談してください。