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子どもでも簡単にできる後払い決済のトラブル

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月1日更新 <外部リンク>

子どもでも簡単にできる後払い決済のトラブル

「後払い決済サービス」は先に商品を受け取り、後でコンビニ等にて支払いができるため、クレジットカードを持たない人でも気軽に利komatta用できる決済手段として消費者の関心が高いサービスですがリスクもあります。最悪の場合には裁判になってしまう可能性もあるため、後払い決済の利用で起こる可能性のあるトラブルについて、しっかり把握しておくことが重要です。

相談事例

(相談事例1)

学生の娘が親に無断で、後払いできるプリペイドカードのアプリをダウンロードし、3万円分をチャージして買い物に使用した。その後、支払いを放置していseikyuusyoたようで、弁護士事務所から債権譲渡通知書が届いた。

(相談事例2)

SNSで「簡単に稼げる副業サイト」の広告を見て連絡を取り、「稼ぐためのマニュアル」を5千円で購入するよう言われ、チャージ式プリペイドカードの後払い決済で支払った。マニュアルは役に立たず、サイト業者とも連絡が取れなくなった。私は中学生で、親には相談していない。

(相談事例3)

16歳の息子が後払い決済で洋服やアクセサリー、定期購入のサプリメントなどを次々に購入し、支払いをしていなかったようで督促状が何通も届いている。本人も総額はわからないといっている。

注意点

  • 年齢制限を設けていない、利用条件が厳しくない、電話番号やメールアドレス等を入力するだけで利用できるようなサービスもあり、簡単なため、未成年者が本来は親権者の同意を得なくてはならないにも関わらず、安易に後払い決済をし、トラブルになったという相談が寄せられています。
  • 学校の友だちやSNSで知り合った人から、決済のできるカードを作る方法を教わり作ってみたというケースもあり、日ごろから子どもと買い物のルールや決済の仕組み、お金の大切さを話し合うことが望まれます。
アドバイス
  1. 後払い決済サービスを利用する際は、親権者等の同意を得るようにし、支払えるか否かをしっかり考えましょう。
  2. 滞納すると督促を受け、最終的には延滞金を加算されたり、次回以降利用できなくなったりする場合があります。支払いに問題が起きたら放置せずすぐに相談しましょう。

契約して困ったなと思ったら、消費生活センターに相談してください。