「後払い決済サービス」は先に商品を受け取り、後でコンビニ等にて支払いができるため、クレジットカードを持たない人でも気軽に利用できる決済手段として消費者の関心が高いサービスですがリスクもあります。最悪の場合には裁判になってしまう可能性もあるため、後払い決済の利用で起こる可能性のあるトラブルについて、しっかり把握しておくことが重要です。
(相談事例1)
学生の娘が親に無断で、後払いできるプリペイドカードのアプリをダウンロードし、3万円分をチャージして買い物に使用した。その後、支払いを放置していたようで、弁護士事務所から債権譲渡通知書が届いた。
(相談事例2)
SNSで「簡単に稼げる副業サイト」の広告を見て連絡を取り、「稼ぐためのマニュアル」を5千円で購入するよう言われ、チャージ式プリペイドカードの後払い決済で支払った。マニュアルは役に立たず、サイト業者とも連絡が取れなくなった。私は中学生で、親には相談していない。
(相談事例3)
16歳の息子が後払い決済で洋服やアクセサリー、定期購入のサプリメントなどを次々に購入し、支払いをしていなかったようで督促状が何通も届いている。本人も総額はわからないといっている。
契約して困ったなと思ったら、消費生活センターに相談してください。