新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごすことが多くなり、ネット通販を利用する機会が増えました。このような「巣ごもり消費」と言われる生活様式の変化に伴って、ネット通販でのトラブルに関する相談が急増しています。
〈相談事例1〉
掃除機がほしくて家電量販店のホームページを見ていたら、ある有名家電メーカーAのものと思われる販売サイトの広告が表示されたのでアクセスした。Aの掃除機が相場よりかなり安価だったので注文し、クレジット払いにした。後で届いた承諾メールに記載された差出人名が、Aの名称と似ていたが異なっていた。確認のため、販売サイトにアクセスしようとしたが、消えてしまったらしく見つからない。後日、掃除機ではなくマフラーが届いた。
〈相談事例2〉
スマートフォンで大手通信会社のニュースを見ていたら、人気メーカーB社のトレーニング器具の広告があった。通常3円ほどの商品が、8円だった。安すぎると不安になったが、B社の広告だと思い込み、申し込んだ。代引きで商品を受け取り開封するとB社のものではなく偽物だった。
※正規のECサイトの称号やデザイン、商品写真等を無断でコピーしたサイトが作られ、代金支払い後、故入社に商品が届かない、海外から偽ブランド品や注文したものと全く異なる商品が送られてきたなどの相談が多く寄せられています。「なりすましECサイト」は、一見しただけでは見分けがつかないこともあります。思わぬトラブルに巻き込まれないように、以下のアドバイスを参考に少しでも不安を感じた場合は購入を控えてください。