最近、不審な電話やショートメッセージ、電子メールが送られてきたという相談や情報が多く寄せられています。
≪事例1≫「老人ホーム入居権」を譲ってほしいという詐欺電話に注意!
複数の人物が登場するいわゆる「劇場型勧誘」で、実在する企業名などを名乗り「老人ホーム入居権」を譲ってほしいと持ち掛け、承諾すると「あなたの名義で申し込みをするので一度あなたがお金を支払う必要がある」、「権利を譲るために取引実績が必要で、お金を振り込む必要がある」などと言葉巧みにお金を支払わせる手口です。
※このトラブルに関しては2014年度から2015年度にかけて急増しましたが、昨年から再び増加し始めたので十分に注意してください。
≪アドバイス1≫
「あなたは入居権を持っている」「権利を譲って」「名義を貸して」などと持ち掛けてくるのは詐欺です!やり取りをしてしまっても、絶対にお金は払わないでください。
≪事例2≫電力会社を語って、自動音声を使用した「電気料金のお支払いのお願い」などの詐欺電話に注意!
電話は自動音声ガイダンスで「いつもご利用ありがとうございます。お客様の電気代は未払いのため、2時間後停電となります。詳しくは1を押して、担当をつないでください。大事なお知らせなので、至急ご対応をお願いします」などと言って、「1」を押すと有人オペレーターにつながり、現在の契約状況や家族構成など個人情報を聞き出そうとするものです。
≪アドバイス2≫
≪事例3≫「国税庁」「国税局」「税務署」等を装った詐欺メールに注意!
未納の国税を納付しなければ財産の差し押さえをおこなう旨のメールや、還付金の振込先等の入力を求める旨のメールから、国税庁ホームページに成りすました偽のホームページへ誘導して、個人情報等の入力を促すフィッシング詐欺や電子マネーを盗み取る手口です。
≪アドバイス3≫
詳しくは、
国税庁HP「不審なメールや電話にご注意ください」<外部リンク>
福岡県警HP「国税庁をかたる偽SMS・偽サイトに注意」<外部リンク>
をご覧ください。
困ったときは、すぐに警察、家族、友人、消費生活センター等に相談しましょう。