初めての一人暮らし 気を付けてほしい消費者トラブル!
入学・新生活のスタートでつまずかないために
3月は新大学生や新社会人などが一人暮らしを始める時期です。初めての一人暮らしでは、若者がこれまでに契約したことのない様々な契約を自分自身ですることになり、中には複雑な契約や高額な契約もあります。2022年4月から成年年齢が引き下げられ、18歳・19歳の若者も大人として契約することになりました。そこで、新生活のスタートでつまずかないよう、初めて
の一人暮らしで気を付けてほしい消費者トラブルを紹介します。
初めての一人暮らしで気を付けてほしい「5大消費者トラブル」
- 退去時の原状回復などの「住宅の賃貸借」トラブル
- 引っ越しや不用品回収などの「引っ越し関連」トラブル
- 新生活を狙った「訪問販売」トラブル
- 新生活でも気を付けたい「もうけ話」トラブル
- スマホやネット回線などの「通信契約」トラブル
こんなところに気を付けよう!トラブル別アドバイス
<退去時の原状回復などの「住宅の賃貸借」トラブル>
- 契約時:契約書面の記載内容や賃貸住宅の現状をよく確認しましょう
- 入居時:入居中にトラブルが起きたら、すぐに貸主側に相談しましょう
- 退去時:清算内容をよく確認し、納得できない点は貸主側に説明を求めましょう
<引っ越しや不用品回収などの「引っ越し関連」トラブル>
- 引っ越しサービスの契約時は約款をよく確認し、価格とサービス内容も十分に検討しましょう
- 引っ越し完了後はすぐに荷物の確認をしましょう
- 不用品の処分はお住いの市区町村が提供する窓口に余裕をもって依頼し、お住いの市区町村が案内するルールで処分しましょう
<新生活を狙った「訪問販売」トラブル>
- その場ですぐに契約をせず、不安や不信な点があれば家族や身近な人に相談!
- 不要な契約であればきっぱりと断りましょう
- 訪問販売で契約した場合はクーリング・オフができる場合があります
<新生活でも気を付けたい「もうけ話」トラブル>
- うまい話に飛びつかないようにしましょう
- 知り合った相手から「簡単に稼げる」などと勧誘されても、うのみにしない!
- 借金をしてまで投資や副業等のためにお金を支払うことはやめましょう
<スマホやネット回線などの「通信契約」トラブル>
- 料金プランやサービス内容を書面でもしっかり確認し、説明を受けましょう
- 転居時にネット回線契約を変更する際にも契約条件などをよく確認しましょう
トラブルが生じた場合は、すぐに消費生活センターに相談しましょう
このページを見ている人はこんなページも見ています