2016年4月1日より電力の小売り全面自由化が始まりました。
新たな事業者の参入もあり、様々な事業者が料金プランを提示している中、電話勧誘・訪問販売をきっかけとした電力契約の切り替えに関するトラブルの相談が寄せられています。
(相談事例1)
業者から自宅の固定電話に電話があった。「大手電力会社の委託を受けて電話をしている」と言われた。その大手電力会社からと思ったので検針票の明細を教えた。契約したような気がする。やめたい。(20歳代 男性)
(相談事例2)
急に業者が自宅に来訪された。「大手電力会社の電気を使っていると思います。安くなる手続きをしていなかったので、伺っています。明細はウェブですか」と言われたので、そうだと答えたら「安くなる対象になります」と言われた。月々の電気代が3、4千円を超えるなら安くなるとも言っていた。大手電力会社の契約プランの変更かと思ったので明細を見せ、契約をした。その後電話があってクーリング・オフの説明を受けた。その際大手電力会社とは別の業者であることが分かった。クーリング・オフしたい。 (40歳代 女性)
このフレーズの勧誘があったら要注意!
契約する意思がない場合は、はっきり断りましょう。
契約を変更してしまってもクーリング・オフ等契約の解除ができる場合があります。
困ったときは、かすや中南部広域消費生活センターに相談してください。