志免町では何故リチウムイオン電池の回収をしていないのですか。業者や電気店だけでなく、管理が困難なのかわからいですが、役場に回収ボックスを置いてもいいかのではと思う。
(令和7年8月12日投稿)
日頃より、志免町の環境行政にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
お問い合わせいただきました「リチウムイオン電池の回収」につきまして、以下のとおりご回答申し上げます。
現在、志免町では、リチウムイオン電池を含む小型充電式電池の回収について、一般社団法人JBRC(Japan Portable Rechargeable Battery Recycling Center)が推進する回収方法を採用しており、町内の電気店等への持ち込みをお願いしております。
これは、リチウムイオン電池に発火の危険性があるため、町として安全に管理・回収することが困難であるという事情によるものです。全国的にも、リチウムイオン電池が原因とされる火災事故が多数報告されており、自治体が直接回収を行うには、万全な安全対策が求められます。
なお、小型充電式電池は「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づき、電池メーカーや使用機器の製造メーカーに回収・再資源化の義務が課されております。JBRCは、これらのメーカーを会員とし、協力店として登録された電気店等を通じて回収・再資源化を推進しています。
しかしながら、近年ではJBRC会員ではないメーカーによる製品が安価に流通・廃棄されるケースも増加しており、住民の皆様にとって、より利便性の高い廃棄方法の提供が求められていると認識しております。
今後は、発火リスクへの対応と資源の循環利用の両立を図るため、町として可能な取り組みについて検討を進めてまいります。
この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
(令和7年8月20日回答)