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令和元年度 住民と行政が協働で事業を実施しています(中間報告)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年11月29日更新 <外部リンク>

令和元年度 志免町協働事業提案制度 中間報告

志免町協働事業提案制度とは

この制度は、「もっとこの町をよくしたい」「この課題を何とか解決したい」など、日頃から感じる地域の課題について、住民活動団体から事業提案を受け付け、志免町と協働して事業実施することで、住民サービスの向上、行政課題の効果的・効率的な解決につなげる制度です。
今年度は、町(行政)があらかじめ示した課題に対し、住民活動団体と町(行政)との協働により解決を目指す、「行政提案型協働事業」を2事業実施しています。

実施事業1:志免町住民協働型こども支援事業(NPO法人いるかねっと×子育て支援課)

事業の概要

子どもの居場所として、学童保育所や夏季長期休暇中の地域子ども教室といった事業がありますが、希望者が多く、参加できない児童がいる状況です。
子育て支援課が、小学生児童が安全で安心して活動できる居場所の確保を課題として挙げたところ、NPO法人いるかねっとから提案がありました。

内容は、
・夏休み無料学習会「マナビバ」事業の実施
・事業の周知、啓発
・「志免町小学生の居場所対策プロジェクトチーム」の設置
です。

<夏休み無料学習会「マナビバ」の概要>
開催日:7月22日~8月23日のうち16日間
開催時間:9時00分~14時00分
開催場所:亀山クリニック内
 ※提供いただける場所を公募したところ、亀山クリニックの協力をいただけることになりました。
対象者:志免西小学校の1年生から6年生

マナビバ

中間ヒアリング

10月2日に、事業の進捗や現時点での心配事項、今後の方針について確認するため、まちの魅力推進課がNPO法人いるかねっと、子育て支援課に対し、中間ヒアリングを行い、まちづくり支援室がコーディネーターを務めました。

夏休み無料学習会「マナビバ」について
・登録児童は46名、のべ参加児童数は409名、のべ参加ボランティア数は65名。
・場所を提供いただいた施設が住民が出入りしやすい場所にあったため、良かった。施設側にも子どもと保護者が出入りすることでの良さがあり、相乗効果があった。
・保護者から大変感謝された。
・ボランティア募集期間が短く、関係者の方々に周知する時間が充分にとれなかった。
・事業の経過を発信することができなかった。
などの内容を確認しました。

今後は、「志免町小学生の居場所対策プロジェクトチーム」の設置に向け、準備を進めるとの事で、NPO法人いるかねっとと、子育て支援課とで役割分担を確認しました。

いるかねっとと子育て支援課のヒアリングの様子

実施事業2:志免町地域防災力アップ事業(日本防災士会福岡県支部×生活安全課)

事業の概要

自主防災組織は町内会単位で取り組まれていますが、活動内容をどうしたらよいか悩みを抱える組織の方が多く、また、避難所運営訓練のような実践的なノウハウを得ることが難しい状況です。
生活安全課が、自主防災組織が行う防災訓練等の支援や組織の育成、ひいては地域防災力の向上を課題として挙げたところ、日本防災士会福岡県支部から提案がありました。

内容は、モデル地域を選定し、
・防災意識に関するアンケート調査
・自助、共助についての講座の開催
・地域をもっと知るための「防災まちあるき」の実施
・ハザードマップ(自主防災マップ)の作成
をすることです。
このような防災・減災に関する自主性の高い取り組みにつながるようなプログラムを地域の実情にあわせて調整しながら作成、実施することで、地域における自主的な防災活動の土台づくりを目指します。

町内会に呼びかけたところ、桜丘南と別府二の2町内会に協力いただくことになりました。

講座の様子まち歩きの様子

中間ヒアリング

10月3日に、事業の進捗や現時点での心配事項、今後の方針について確認するため、まちの魅力推進課が日本防災士会福岡県支部、生活安全課に対し、中間ヒアリングを行い、まちづくり支援室がコーディネーターを務めました。

・桜丘南は、昨年度から自主防災組織の活動を活発にすべく町内会独自で既に取り組まれていた部分があり、今回の事業に入りやすかった。アンケート調査、講座、「防災まちあるき」まで実施できている。年度内にハザードマップ(自主防災マップ)の作成を目指す。
・別府二は、アンケート調査は実施済。ゼロからのスタートであるため、役員の方々と入念な打ち合わせをして進める必要があり、時間を要する。町内会として既に行事の予定が入っている中で、無理のない範囲で自主性を大切にしながらプログラムを調整していく。
などの内容を確認し、日本防災士会福岡県支部と生活安全課の役割分担や今後の進め方について話し合いました。

日本防災士会福岡県支部と生活安全課のヒアリングの様子