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小学校の臨時休校

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年7月13日更新 <外部リンク>

投稿内容

2022年7月5日火曜日、台風により小学校が臨時休校となりました。
しかし、当日福岡県には警報、注意報は一切発表されておりませんでした。
隣の須恵町は登校し、志免町は臨時休校を決定しています。
その他、中高大、学校による判断で登校するようになっている学校もありました。
天候による休校ではなかったと判断されます。
天候による休校ではなく、故意に管理者側の都合により前日休校を決定したことに対し、どのような意思決定を経たのか、
行政の誰の判断か学校長の判断か責任の所在を明確にしてください。
今後の臨時休校の連絡をする際には、誰が決定したかを明確にし、お便りやマチコミメールで連絡するよう希望します。
5日は台風接近のニュースが発表されていましたが、実際天気は曇りでしたので実社会は通常業務をしておりました。
休校中の子供の行動を制限しておきながら、大人は働きに行かねばならない家庭の事情を考慮してください。
本当に、災害になりそうな危機的状況ならば警報が出ています。
実際、休校中の時は曇りや一時的な雨でしたので子供は公園や道端でちらほらみかけました。
以下要望です。
1、休校にするときは、当日の警報が発令されているかどうかを考慮して決定してください。
2、天気が曇りや集中豪雨ではない雨で休校になる場合が多く困っている親の事情を考慮して下さい。
曇りや雨、台風が空振りした程度では親の仕事は休めません。
3、決定したのは誰か、責任者の氏名を明記してください。
4、当日警報が出ていないのに、休校にすることはしないで下さい。

 

(令和4年7月8日投稿)

回答

このたびは、貴重なご意見を賜り誠にありがとうございます。

また、平素より志免町の教育活動へのご理解とご協力をいただきありがとうございます。さて、7月5日の台風による臨時休業についてのお問い合わせについてご回答させていただきます。

まず、このたびのような台風に係る臨時休業の場合は、法律上、「非常変災による休業」となり、校長が決定することになります。ただ、志免町においては1学校長のみで判断するのではなく、校長会と教育委員会とで判断をしております。判断する根拠となるものは、ご指摘の通り、事前の天気予測や災害予測などを基にしております。雨風の程度や台風の進路などによります。

今回は、前日、天気予報から台風の進路が福岡を直撃するということが判明しておりましたので、それを判断の基としております。ただ、今回のように、台風による危険から子どもたちの命を守ることを第一に、校長および教育委員会のみならず他市町の状況を確認しながら考えて休業を判断した結果、台風の強さがさほどなく、幸いにして大きな被害などがなく済むこともあります。

ですが、多くは休業が幸いし、子どもたちの安全を守ることにつながっております。これまでの事例で申しますと、天気予報通りにはいかず、朝は天候に不安がなくとも、登校したのちに天候が急変し、帰ることが困難になってしまう場合もありました。判断をするときには、様々なことを想定しております。

また、当日前の早い決定につきましては、台風が直撃することによる危険性がぬぐえないとの判断と、子どもたちの安全確保が第一ですが、お勤めになっているご家庭があることを考慮し、お子様の預け先やご勤務のお休み等をご配慮いただくために少しでも早い決定通知をしたいという思いもございました。

今後も、台風や大雨といった自然災害につながる非常変災があることと思います。これまでに、校長も教育委員会も安易に休業を決定したことは決してありませんが、お子様をお守りになるご家族のことにも思いを馳せ、一層、慎重に判断して参ります。

このたびは、改めて災害の際、いかに子どもたちの安全を守るかについて考える機会をいただき心より感謝申し上げます。

(令和4年7月13日回答)