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志免西小学校登下校時の送迎について

印刷用ページを表示する　掲載日：2025年11月17日更新 ＜外部リンク＞

投稿内容

日頃より、児童の安全確保や教育環境の整備にご尽力いただき、ありがとうございます。
先日の登下校の送迎に関する通達について、一保護者として安全面の配慮は理解していますが、「徒歩が原則」「送迎は控えてください」といった一方的な呼びかけだけでは、今の時代にそぐわないのではないかと感じています。
うちは普段ほぼ送迎をしない家庭ですが、学校前を通ると路上駐車が多く見られ、確かに危険な状況です。ただ一方で、共働き世帯の増加や学童への通所、不審者のニュースなどを考えると、保護者が迎えに行くのも自然な流れだと思います。
昔のように「祖父母が家にいて、明るい時間に帰れて、近所が見守ってくれる」という時代ではありません。子どもの安全を考えれば、送迎を選ぶご家庭が増えるのは当然のことです。
何度か通達もされていますが、送迎されるご家庭が減らないのは、家庭なりのが事情もあるかと理解します。
また現行の体育館側駐車場は、実際に利用すると狭く、地面の凸凹も多く、子育て世帯に人気のワンボックスカー同士では離合しづらい状況です。児童数が非常に多い、いわゆるマンモス校だからこそ、現実に合った対策が必要だと感じます。
こうした提案や想定は一個人でも容易に思いつくものであり、行政としても単なるアラートや注意喚起で解決できるとはお考えでないと信じています。
まずは、どれくらいの家庭が送迎をしているのか、どの時間帯に集中しているのか、学校駐車場の規模はそれに見合っているのか――こうした実態を把握するためのアンケート調査などを行い、現実に即した改善を進めていただきたいです。
花壇や校地の一部を送迎スペースとして整備する、一時的なロータリー化を検討する、送迎時間を段階的に分けるなど、工夫の余地はあるはずです。
役場や公共施設はきれいに整備されているのに、子どもたちが通う学校だけが不便なままなのは残念に感じます。
どうか、現場の保護者の声を「注意喚起」で終わらせず、町・学校・保護者が協力して、今の時代に合った安心・安全な登下校環境を一緒に作っていけるよう、前向きなご検討をお願いいたします。
また、こちらの意見箱のフォームを投稿する際に、「同様の投稿がないか、過去の意見をご確認ください」と記載されていますが、過去の投稿を拝見しても、「検討していきます」といった回答で終わっているものが多く、その後どのように議論や対応が行われたのか分かりません。
本件に関わらず、参考にしてほしいと促すのであれば、少なくとも対応結果や進捗状況を記載し、町民が経過を確認できる形にしていただきたいです。
また、過去の状況と現在の状況は必ずしも同じではありません。
今回で言うと児童数や交通量、地域の安全意識なども変化しています。
単に「以前にも同様の意見がありましたので返答を控えます」と済ませるのではなく、今の実情を踏まえた再検討をする姿勢が必要ではないでしょうか？
少しでもこちらの意見箱にあるような町民の声が届いて、確実に住み良い町になってきていると皆が実感できる、町政をお願い申し上げます。

​（令和7年11月5日投稿）

回答内容

日頃より志免町の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
登下校時の送迎につきましては、保護者の皆様にはご不便をおかけしていることと存じます。近年、共働き世帯の増加や地域の安全意識の変化、不審者情報の発生など、登下校を取り巻く環境は大きく変わってきています。こうした状況を踏まえ、送迎を希望される保護者の皆様のお気持ちは、私たちも十分に理解しております。

また、体育館側駐車場の狭さや路上駐車による危険性など、具体的な課題についてもご指摘いただき、ありがとうございます。志免西小学校は児童数が多いため、送迎が集中すると混雑や安全面での懸念が生じます。一方で、送迎を選択せざるを得ないご家庭の事情もさまざまです。こうした背景から、これまで体育館側駐車場への乗り入れを可能としてきましたが、現在は放課後デイサービスの送迎車について南門を開放し、運動場の一部を利用できるようにしました。まずは送迎車が一か所に集中しないよう、対応を進めております。今後も安全面に十分配慮しながら、できる限り改善を検討してまいります。
なお、足のけがなど特別な事情がある場合には、職員駐車場への乗り入れも可能ですので、事前にご相談いただければ幸いです。

多くの児童が徒歩で登下校している中、保護者の皆様には送迎に際して周囲へのご配慮をいただき、学校周辺の道路や駐車場の利用についても、慎重な対応をお願いしています。教育委員会と志免西小学校が連携し、今後の対応についてさらに検討を進めてまいります。
過去のご意見と現在の状況が異なることは自然なことであり、今の実情に即した再検討を行うことこそが町の責務であると考えております。今回いただいたご意見は、今後の施策検討において大変貴重な参考とさせていただきます。

町・学校・保護者が力を合わせ、子どもたちが安心して登下校できる環境づくりを進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

（令和7年11月17日回答）