小学生の子どもがいます。
いつも限りある財源の中で、子育て支援など、よくしていただいているので感謝しております。
子どもの学習内容について意見させていただきたいです。
プログラミングの授業はすこし実施していただいてる状況かと思いますが、もっとコマ数を増やしてもいいのかなと思います。特に、ここ最近はAIでコーディングすることが増えており、専門的な知識がなくとも、自然言語で指示を出して、自由にものが作れるという体験を子どものうちからしておくことはかなりメリットが大きいと思います。
また、投資の勉強も重要かと思います。基本的に物価って時間とともに上がっていくと思いますので、早いうちからお金は増やせるものということを知っておいてほしいです。
各家庭でもこういったことを子どもに教えるべきだと思いますが、ぜひ子どもにとって1日の大半を過ごすことになる学校でも上記のような授業を実施くださると、他の自治体との差別化にもなると思うので、ぜひ前向きにご検討いただけないでしょうか!よろしくお願いします。
教育委員会の方々とも協議していただけるとありがたいです。
便利なツールがあれば積極的に導入し、無駄を省いて合理的な町政をしていただけると、納税者としてもありがたいのでご検討よろしくお願いいたします。
(令和7年9月13日投稿)
このたびは、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
ご意見いただいた内容についてお答えいたします。
プログラミングの授業につきましては、小学校においては、算数や理科、総合的な学習の時間などを通じて、一人一台端末を活用したプログラミング体験を位置づけています。こうした体験を通じて、子どもたちが情報を活用する力や論理的に考える力を育むことを目指しています。
また、最近では自然言語で指示を出してプログラムを生成するツールも導入しており、子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫を重ねています。今後も、プログラミング教育のさらなる充実に向けて、取り組みを進めてまいります。
あわせて、投資などの内容を含む金融経済教育につきましても、成人年齢の引き下げを受けて、現在の学習指導要領では、小学校から高等学校までの各段階において取り入れることとなっております。金融経済教育は、単独の教科ではありませんが、各教科等の学習において、その教科等の目標や内容に則しつつ、お金を教材や題材として取り上げたり、児童が自分の現在及び将来の暮らし、自分と社会との関わりを意識できるようにしたりしています。さらに教科等間の連携を行い、それらを総合的な学習(探究)の時間につなげ、体験的な学習などを交えながら、自分の生き方や価値観の形成に導くことを目指しています。金融経済教育の内容は、お金の希少性への理解から、起業と株式の仕組み、資産運用や金融トラブルへの対処などと幅広くございます。小学校段階においては、各教科等の学習の中で関連のある内容を、児童の生活や興味関心や発達の段階等に応じて計画的に実施してまいります。
志免町においては、限りある財源の中で最大限の効果を発揮するため、効率化や合理化は重要な課題と認識しております。
また、先進事例を参考にしながら、便利なツールや新しい技術の導入については、費用対効果や安全性などを総合的に判断しつつ、時代に即した取り組みについて、必要に応じて導入を検討してまいります。
今後とも、町政へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(令和7年9月26日回答)