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部活動における親の関わりと部費について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年6月10日更新 <外部リンク>

投稿内容

部活の保護者会のようなLINEグループに強制的に入らされました
親の役割として練習会場への送迎はもちろん、会計係やその他LINEに先生からの連絡を回す担当もあるようです
部活動の出欠確認や部活の予定変更など先生からの連絡を親が転記してLINEに流す…
そんなことが行われています。親は大変です。まるでPTAなどと同じ構図ですね

自分が中学の頃、こんなに親が過干渉なことなかったです
これが教育ですか?

時代に合わせて生産性を上げるにはスマホでやり取りするのが先生は楽ですね
でも子どもはスマホの持ち込みは出来ないし、校内では使えない
だったら、親にやってもらおう!ってことでしょうか?
親が介入することで責任も回避できますし

共働きの親が増えて先生たちも大変な中で、どうすれば子どもたちの自立を促せるのか
時代に合わせたやり方に変える時が来てませんか?

部費については年に2回徴収されています
数万円する高額なユニフォーム、お揃いのジャージも自費です
任意とはいえ、お揃いなら自分の子どもだけ買わないとか可哀想なので買いましたが…
部費の使途については、部活動(学校)の備品購入が多いのが気になります
自治体によるみたいですが、部費の徴収自体にも違和感があります
車代など必要な経費は分かりますが、学校の備品は部費ではなく公金でお願いしたいですね

子どもは部活が好きなのですが、親の役割と経済的な負担もあって、部活をやめさせるか悩みます
もちろん親としてもそんなことにはさせたくありません
ただ、土日休みの親だけではないし、色んな事情の家庭があります
義務教育で平等な機会が得られないのは納得がいかないのです
どうにかやり方を変えるなり、良い落としどころはありませんか?

​(令和7年5月27日投稿)

回答内容

日頃より、町の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

部活動は、生徒の健やかな成長を支える大切な教育活動の一つであり、多くの生徒が意欲的に取り組んでいます。しかし近年、教職員の働き方改革や人員体制の制約により、放課後や休日の部活動を学校だけで運営することが非常に難しくなってきています。
このような状況の中で、保護者の皆様による送迎や連絡体制の補助、会計管理などのご協力は、部活動を継続していくうえで欠かせないものとなっております。これは特定の学校や地域に限った問題ではなく、全国的な課題でもあります。


1.保護者の皆様のご協力について

部活動に関する連絡は、原則として教職員から生徒本人へ直接お伝えしております。ただし、急な予定変更や保護者の皆様にも共有すべき重要な内容については、生徒を通じての伝達に加え、保護者の方へも直接ご連絡させていただく場合がございます。
これは、「教職員のSNS利用に関する基本方針」に基づき、教職員と生徒とのSNS等による直接的なやり取りが制限されているためです。生徒の安全確保および教職員の業務負担の適切な管理を目的としております。
また、休日の部活動においては、保護者の方による送迎や運営の補助がなければ、活動自体が成り立たないのが現状です。こうした事情をご理解いただき、今後ともご協力をお願い申し上げます。


2.部活動にかかる費用とご負担について

学校で使用する備品については、原則として公費で対応しております。部活動においても、共通で使用する備品は公費で整備することを基本としていますが、生徒が個別に使用する練習用具などの消耗品については、保護者会費などでご負担をお願いしております。
また、交通費などの活動に伴う費用も、活動内容によって差はありますが、原則として保護者の皆様にご負担いただいております。
教育委員会としましては、経済的な理由で部活動の継続が困難になることがないよう、就学援助制度の活用や、必要に応じた支援のあり方についても検討を進めてまいります。


3.今後の部活動のあり方について

現在、部活動の運営については、地域との連携や外部指導者の活用など、学校外の力を取り入れた新たな体制づくりが全国的に進められています。ただし、これらの取り組みはまだ過渡期にあり、すぐにすべての学校で実現できるものではありません。
そのため、現時点では保護者の皆様のご理解とご協力が、部活動の継続にとって不可欠であるという現実をご理解いただければ幸いです。
教育委員会としましても、保護者の皆様のご負担をできる限り軽減しつつ、生徒の健全な成長を支えるため、今後も改善に努めてまいります。

この度は貴重なご意見ありがとうございます。今後とも、町教育行政にご協力くださいますようお願いいたします。

(令和7年6月10日回答)