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今朝の志免中央小学校北門の様子

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年7月13日更新

今朝の志免中央小学校北門の様子

 今朝は福岡地方に大雨洪水警報が出されていたため、学校周辺道路上に送迎車両が駐停車し、通勤時間帯と重なり危険な状況になるのではないかと予測されました。そこでオレンジ色の雨合羽を着込んで、いつも立っている歩道橋下ではなく、志免中央小学校北門に立つことにしました。(送迎車両が少ないことを願いながら・・・)

 しかしそんな願いは見事に打ち消されました。次から次に北門付近に駐停車して子どもを降ろしていく車両が後を絶ちません。中には私が立っていることに気付き、通り過ぎて金龍ラーメンの駐車場で子どもを降ろす車も見られます。

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 子どもを降ろしたあとにその場で方向転換を始めたため、道をふさいだ状態となり通勤の車と接触しそうになることもありました。

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 もっと危険だったのが、近所の子どもたちも一緒に乗せてきたのか、右側の前後ドアを全開して降りて来た子どもたちが道路の真ん中で傘を差そうとしているものでした。後ろから車が近づいていたため、

 「危なーい!車が来ているー!急いで道路の端に寄りなさーい!」

 久しぶりに大声で叫んでしまいました。

 もちろんこの付近で降りた子どもたちも北門からは入れずに正門まで回って行かなければなりません。それは、給食物資のトラック等の車両が出入りすることと、坂が急になっており見通しが悪く、子どもが車に巻き込まれる危険があるからです。(詳しくはこちらをクリック→自家用車での送迎について
 ちょうどこの時間帯にトラック1台とワゴン1台が給食物資搬入のために北門から入ってきました。

 また、ある保護者からは次のようなお叱りも受けました。

 「大雨洪水警報が出て危険だから送って来てるのに、何かあったら責任取れるんですか。誘拐されたら責任取れるんですか。」

 申し訳ありませんが、もし何かあったら誰も元に戻すことはできません。(ドラえもんや魔法使いや神様でない限り)お気持ちは分かります。物騒な世の中で何が起こるか分からないので、私たちも心配です。
 しかし、「自分の安全は自分で守る」ことは、小さい頃から教えていかなければならない大事なことの一つです。
 子どもたち一人一人が、「こんなことをすると事故に巻き込まれる恐れがある。」、「こんな場所は危険だから近寄ってはいけない。」、「こんな人にはついて行ってはいけない。」・・・などと、少しずつ身近なことから体験を通して学んでいかなければ身に付くものにはなりません。(人から聞いたり、テレビで見たりでは身に付きません。)

 毎日毎日、子どもが寿命を全うする日まで誰かがそばにいて守ってやれるわけではありません。いつか自立できるように少しずつ手を離していかなければなりません。いつまでも大人がそばにいて、何もかもしてあげていたら一生自立できないままなのです。(子どもが1歳前後につかまり立ちできたときのこと、一歩一歩よちよち歩けたときのことを思い出してください。ずっと抱っこしていたら、きっといまだに立つことすらできていないはずです。)

 ぜひ、大切な子どもたちを事故に巻き込まないためにも、子どもが自分の命を自分で守ることができるようになるためにも、自立して立派な大人になるためにも、「鍛ほめ志免中央小メソッド:歩いて登下校」から始めていきましょう。(もちろん台風等で歩いての登下校が危険な場合は時間を遅らせての登校や休校等の措置をとります。)

 もちろん、ケガ等で自家用車での送迎が必要な場合がありますので、その際は担任もしくは教頭に連絡いただければ許可いたします。(A.A)