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トップページ志免町の史跡と文化財七夕池古墳(たなばたいけこふん)

七夕池古墳(たなばたいけこふん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月26日更新 <外部リンク>

七夕池古墳

指定の種類国指定史跡
指定年月日1975(昭和50)年6月26日
所在地志免町田富3丁目511番9号 他
交通アクセス西鉄バス田富バス亭下車徒歩10分
駐車場無し

出土品

 七夕池古墳は、糟屋地区最大の円墳で(直径29メートル)、古墳時代前期末の竪穴式石室からは、九州で8遺跡しか出土例がない琴柱形石製品や、刀、鏡、3,300もの玉が出土しました。七夕池古墳は、南側に近接する宇美町の前方後円墳「光正寺古墳」とともに、1975(昭和50)年6月26日に国指定史跡となりました。

  出土品
 3段に築成された円墳には、幅3.5メートルの周溝が巡り、高さは3.7メートルとなります。埋葬施設は竪穴式石室が主体部で、木棺内に壮年女性の遺体を安置し、豪華な副葬品を埋葬していました。これらは、銅鏡(内行花文鏡)・琴柱形石製品・刀・玉類等で、志免町歴史資料室に展示しています。以上のことから築造年代は4世紀末で、畿内との関係が深かったと考えられます。墳丘は埋め戻した後、1977(昭和52)年3月31日に公園化され、2001(平成13)年3月26日に追加指定されました。(左上が装飾品である琴柱形石製品)