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【続報】川野将太さんに出会って

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月4日更新

リオディジャネイロパラリンピックに出場された、車いすテニスの日本代表、川野将太さんが来校され、「夢に向かって〜チャレンジ精神とあきらめない心〜」というテーマで授業をしていただきました。(12月21日記事)

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5年生の子どもたちは何を感じたか・・・4名の感想をお伝えします。

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Aさん

川野さんは「さっきまで歩いて,バイクに乗っていた自分が1回の交通事故でお父さんから一生歩けないと言われて信じたくなかったと」とおっしゃいました。わたしももし川野さんだったら同じ事を考えていたと思います。
わたしには陸上選手になりたいという夢がありましたが、その夢をあきらめていました。そんなとき、川野さんからの「あきらめずに・・・」という今日の言葉。その言葉を聞いて、もう一度わたしも夢を追いかけようと思いました。
そして万一わたしが歩けなくなっても、川野さんがテニスでがんばったようにわたしは陸上選手をめざしていきたいと思いました。
これからは自分の夢をあきらめません。もし夢が変わってしまったときも、川野さんの言葉を忘れずにその夢を追いかけつづけたいと思います。

Bさん

川野さんのようにパラリンピックに出られるということはとてもすごいと思います。わたしはバスケットボールをしているから「バスケットボールでオリンピックに出たい」と思っていました。でも川野さんのお話を聞いて、そのたいへんさから「オリンピックなんか出られないかもしれない」と思い始めました。
しかし、川野さんがあきらめずに努力していると知って、わたしは川野さんはすばらしい方だと心の中から思いました。くじけそうになっても立ち上がる強さ。あきらめない心。それをとても感じました。
わたしの今の夢は、大好きな古文の教師になることです。でも、川野さんの話はわたしに勇気をくれました。わたしは「バスケットボールの選手になってオリンピックに出るというあきらめかけた夢に、また挑戦してくじけそうになっても、立ち上がる強さ、あきらめない心をもって「夢」に向かって努力して、全力でチャレンジしていきます。

Cさん

今ぼくたちがしている当たり前の生活が、いつか当たり前じゃなくなるかもしれない。だから、今の生活が当たり前じゃなくなったときに「ああ、あのときこうしていればよかった」という後悔をしないように、何事も全力で取り組みたい。また、やる前から「無理た」って決めつけて放り投げるのではなく、無理だって言う前に勇気を出してチャレンジしていきたいです。たとえどんなに大きな困難が自分の前に立ちはだかっても、あきらめずに努力することが大事だって言うことが、川野さんの話を聞いて分かりました。

Dさん

私は川野選手に話を聞いて、「夢をあきらめずに追い続けることは大切」と言うことを学びました。そのわけは、17歳の時に交通事故に遭って落ち込むはずなのに、自分でできることを考えて、あきらめずに「金メダルを取る」という夢を追い続けているからです。川野さんはシングル、ダブルスの初戦で敗退して「もうやめたい」と思ったとき、悔しさが残り、「やっぱり続けよう」という心がすごいと思いました。
また、今まで支えてくれた人々に恩返ししようという思いが強いところがすばらしいです。それは、川野さんがリオディジャネイロに行くときに、たくさんの人が見送りに来ていて、応援している人がいっぱいだったのですごいと思ったし、パラリンピックで初戦敗退して福岡に帰ってきたときの写真を見たらすごく申し訳なさそうな顔をしていたので、「いつか恩返ししよう」という気持ちが体全体からつたわってきました。東京パラリンピックでは、ぜひ金メダルをとってほしいと思います。
これからは、じぶんの夢をあきらめずにがんばって、その夢を追い続けようと思うし、その夢に向かってがんばって努力して行きたいと思います。そして川野選手みたいになりたいです。

子どもたちはぞれぞれ、自分の体験と関係づけて川野さんのお話を受け止め、自分の生き方に活かそうとしていますね。(T.T)