どうして傘を2本も持って登校しているの??
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月28日更新
どうして傘を2本も持って登校しているの??
今朝は、雨が降っていないにもかかわらず、傘を2本持って登校する子どもがたくさんいました。なぜ?
友だちの分でしょうか?いいえ、1本は自分の傘、そしてもう1本は昨日の帰りに借りて帰った傘です。
昨日の朝は雨が降っていなかったけれど、帰りに雨が降り出したために学校や学童から借りて帰ったのです。
「朝、傘を持って行っとらんやったねぇ。よし、車で迎えに行っちゃろう。」
いえいえ、その必要はありません。
「先生、今日、傘を持ってきていないので、傘を貸してください。」
と担任に自分から言うことができる子どもに育ってほしいのです。(900本はないので全員が忘れると貸すことができませんが。)
本当は朝、大人から「傘を持って行きなさい」と指示されるのではなく、テレビ等で確認をし、「今日の帰りに雨が降るって予報やけん、傘を持って行こう!」と自分で考えて行動できる子どもになってほしいと願っています。(これは社会人に必要な「見通しをもって行動する力」の基礎となるものです。
小学生の頃から「社会人になるための教育(=キャリア教育)」はすでに始まっているのです。(A.A)