心身共に健全な社会に役立つ子どもを育成するための「5つのコツ」!その5
11月20日の「第2弾!家庭教育ミニ講座」の中でお話しした、心身共に健全な社会に役立つ子どもを育成するための「5つのコツ」!です。
心身共に健全な社会に役立つ子どもを育成するための「5つのコツ」!その4で話題になっていたこと。
保護者は、どうしても自分の子どもはほめたり、叱ったりしますが、よその子どもはどうでしょうか?
「私が叱ったことで向こうの親が怒鳴り込んでこられたら、・・・。どうせ自分の子どもじゃないしどうなろうとその親の責任だし、・・・やっぱり叱るのはやめとこう。」
本当にそれでいいんですか?自分の子どもも一緒に悪い道にそれてしまう可能性もありますし、逆に自分の子どもが悪いときに叱ってもらえなかったら、大事な成長のチャンスを逃すことになり、・・・。解決するヒントが、「(5)親同士のネットワークを作る」です。
そこで最後の五つ目は、・・・。
「今日、お宅の子どもがうちに遊びに来とったんやけど、ちょっと叱ったけん。ゴメンね。」
「ありがとう。これからも気になったときにはバンバン叱ってね。」
「逆にうちの子がそっちに遊びに行っとって、悪いことしたら叱ってね。」
親同士がネットワークでつながっていれば、よその子でも我が子のように叱ったりほめたりすることが気兼ねなくできるようになるのです。そのことが実は子どもをより成長させるのです。
子どもの行動範囲は親が思う以上に広がっていきます。隣近所や各町内会内、幼稚園や保育園からのつながりだけでは、対応できなくなっていきます。
そんな時に役立つのがPTAでのつながりです。PTA活動に積極的に参加することでもネットワークは格段に広がります。それ以上に広がるのが、PTAの役員になることです。その時は少し大変だと感じるかもしれませんが、親同士のネットワークが小学校区だけでなく中学校区にまで広がっていきます。
「子育ては、親育ち」・・・PTA活動で親も成長するのです。
子どもたちが21世紀を生き抜くために今、どんな力をどのように身に付けさせておかなければならないのかをこれからも保護者の皆さんと一緒に考えていきましょう。To be continued(あ)