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心身共に健全な社会に役立つ子どもを育成するための「5つのコツ」!その2

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年12月7日更新

 11月20日の「第2弾!家庭教育ミニ講座」の中でお話しした、心身共に健全な社会に役立つ子どもを育成するための「5つのコツ」!です。

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 二つ目は、・・・。

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 保護者は、どうしても子どもを自分の所有物と考える傾向があり、過度の期待を子どもに背負わせ、子どもにとって無理なハードルを無理に跳ばせようとしがちです。「夢や目標」は高くてもいいのですが、それを達成するための目の前のハードルまで高すぎると子どもはやる気を失ってしまいます。

 NGワード 「あんた、こんなこともできんとね。誰に似たとかいな。」、「お前はダメやね。お父さんは、簡単にできよったぞ。」(思い当たる節が・・・。思わず口から出ていませんか?)

ハードル

 そこで大切なのが、子どもの現状を冷静に判断することです。(難しいときは、担任・学校にご相談ください。)そして、人生の先輩として子どもにとって、「ちょっと努力すれば自力で達成できるハードル」を示してあげればいいのです。そのハードルを跳べたときに一緒に喜んであげましょう。そうすれば子どもは、「自分はやればできる力を持っているんだ。」という自信が湧き、自尊感情が高まります。そして、「よし、もっと頑張ってみよう」という新たな意欲が生まれてくるのです。

 これを繰り返すことで、高かった「夢や目標」がどんどん近づいてくるでしょう。一方で、失敗して落ち込むこともあるでしょう。そんな時は、身近なアドバイザーとして自分の経験をもとにアドバイスを与えてあげてください。

 「心配するな、お父さんも同じ失敗をした。」、「大丈夫、大丈夫。お母さんだって乗り越えられたんだから。」

 私たち身近な大人がいつでもそばにいて、子どもにとって一番の応援団であり続けましょう。

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 子どもたちが21世紀を生き抜くために今、どんな力をどのように身に付けさせておかなければならないのかを保護者の皆さんと一緒に考えていきましょう。To be continued(あ)

 福岡県の子どもの課題は、「学ぶ意欲の低下」、「自尊感情の低下」、「規範意識の低下」、「体力等の低下」の4つです。

※詳しくは、クリック→http://www.fukuoka-kenminundou.jp/about/vision/suggestion1/toward.html