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保護者の方へ(その5):お礼とお願い

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月11日更新

 先日保護者の方へのお手紙で、本校北門の閉鎖についてのお願いをしたところ、北門前の一般道路における停車車両がなくなり、「通行がスムーズにできるようになった」と、近隣住民の方からのお言葉をいただきました。これも保護者の皆さんのご理解とご協力のおかげと感謝しております。

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 うえすたん横の横断歩道を渡る子どもたちも交通量が減り、安心して渡ることができるようになりました。しっかりと手を挙げて渡っていますね。

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 しかし一方で違った苦情の電話が入っております。

「朝の登校時に役場駐車場で子どもたちを降ろす車が増えている。学校はどう考えているのか。」

「夕方の下校時に町民センター前駐車場で子どもを待っている車が多い。多くの子どもたちが駐車場に入ってくるので事故に遭う危険性があるので心配だ。保護者に注意してほしい。」

 具合が悪かったり、ケガをしたりしている場合は仕方がないでしょう。(その場合は、事前に学校に連絡いただいている2,3台のはずです。)

 ただ単に、「迎えに行ってやろう。」、「子どもが携帯電話で迎えに来てほしいって言いよるけん行ってやろう。(学校に携帯電話を持ってくるのは禁止ですが)」というのであれば、問題です。子どもの成長を心から願っているはずの保護者の行為が、結果として子どもを甘やかし、心も体もひ弱にしているからです。


 何度でも言います。「早寝・早起き・朝ご飯!、歩いて登下校!」の大切さを考えてください。

 志免中央小学校が進めている「早寝・早起き・朝ご飯!、歩いて登下校!」は、今の子どもたちが抱える4つの課題、「意欲の低下、自尊感情の低下、規範意識の低下、体力等の低下」を解消する効果的な取り組みの一つです。(福岡県も推進しています)


 特に梅雨のこの時期、雨降りの登下校が心配です。歩いている子どもたちは傘を差しているため視界が狭くなってますし、車の方も水滴やワイパーで周りが見えづらくなっているからです。

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 「鉄は熱いうちに打て!」、「人は子どものうちに鍛えよ!」

 子どもの真の成長のために、私たち大人が強い意志をもち、連携しながら「鍛えて・ほめて」、子どもの逞しい心と体を伸ばしていきましょう。 学校長 安部 章