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保護者の方へ(再):自家用車での送迎について

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年5月20日更新

 先日5月18日に保護者の方へ、自家用車での送迎についてのお願いをしておりましたが、今日20日の朝7時40分過ぎ、大阪府豊中市で痛ましい事故が起こっているのをご存じでしょうか。(ホームページをいつも見ていただいている地域の方から電話で教えていただきました。)


小学生の列に車、6人はねられる 1人意識不明2人重傷

 この事故は、容疑者の女性が自分の娘を送った帰りに起こしたもので、重体の1年生男児は頭を強く打っており、重傷の6年生男児2人は太ももの骨が折れるなどしているようです。(テレビ、ネットのニュースによる)


 このような痛ましい事故が町内で起こることがないように、志免町内の各学校PTAに「自家用車による児童送迎の禁止」の徹底を呼びかけていこうと思っているところです。

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 北門は給食物資納入業者のトラックが出入りするため、非常に危険です。(トラックは死角が多く、その上北門は坂が急なため一層死角が増えています。)学童の送迎以外は、絶対に北門からの出入りをさせないでください。車での進入も、給食物資納入業者から苦情が入っておりますので、ご遠慮ください。

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 志免中央小学校が進めている「早寝・早起き・朝ご飯!、歩いて登下校!」は、今の子どもたちが抱える4つの課題、「意欲の低下、自尊感情の低下、規範意識の低下、体力等の低下」を解消する効果的な取り組みの一つです。特に、朝歩いて登校することは、子どもの体力向上や脳の発達、心の落ち着きや忍耐力の向上、自然への気付きや友だちとのコミュニケーションの機会を増やすといった子どもの成長にとってのメリットがたくさんあるのです。

 自家用車での送迎は、子どものためを思っているようで実はその逆、いろいろな成長の機会を奪っているのです。

 学校でも19日の給食時間中に全校放送で、歩いて登下校することは、体や頭にとってとてもいいことです。歩いて登下校しましょう。」と子どもたちに呼びかけています。

 未来を生きる子どもたちを心身ともに逞しく成長させるために、「ほめて、鍛えて、子どもを成長させる」ことの徹底をお願いします。

 決して、「志免中央小学校の子どもが被害者にならない」ことを、「志免中央小学校の保護者が加害者にならない」ことを、心より願っています。

学校長 安部 章