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悪質な浄水器販売にご注意ください

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月6日更新 <外部リンク>

水道水の水質が悪いようにみせかけ、高額な浄水器を販売するケースがあります。浄水器を購入される際は、以下の点にご注意ください。

水道水の点検・調査にきました

gazou「役場の依頼で水道水の調査を行っています」などと言って訪問されることがありますが、志免町役場がこのようなことを業者に依頼することはありませんし、職員が訪問することもありません。

役場の職員が調査を行う場合は必ず職員証を携帯しておりますし、業者に依頼する際は志免町が身分証明書を発行します。

このような訪問があった場合は必ず身分証明書の提示を求めてください。

水道水は危険?

水道水をコップにとり、試薬のようなものを入れると水の色が変わり「この水は危険です」と、浄水器の設置を進められるケースが多いようです。

水道水には、雑菌の繁殖を抑えるために一定濃度の塩素が含まれています。塩素と科学反応を起こす薬品を水に入れると色がつきます。

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DPD試薬 ⇒ この薬品を入れるとピンク色に変わります。水質検査を行う際に一般的に使用される試薬です。

オルトトリジン試薬 ⇒ この薬品を入れると黄色に変わります。水質検査に使用される試薬です。

水道水の水質は法律で厳しく規定されており、この水質を維持するために水質検査を毎日行っています。水道水は安心して飲んでいただける水です。

水道水の品質管理についてはこちらをご覧ください。

浄水器の水は本当に安全?

浄水器を通した水に試薬を入れても色が変化しないのは、塩素が除去されているということです。塩素が除去された水は、いわゆる「カルキ臭」が無くなり、おいしい水になったように感じますが、本当でしょうか。

水に含まれた塩素が無くなると、殺菌作用が無くなり、水の中に雑菌が繁殖します。すぐに飲み切るのであれば問題はありませんが、常温で保存した場合、夏場であれば1日程度で雑菌だらけになります。とくに麦茶などは雑菌のエサになる成分が含まれているので水よりも早く雑菌が繁殖します。

塩素を除去することの危険性をご理解いただき、浄水器を正しくお使いいただく必要があります。