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避難所、避難行動を考えてみましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年7月1日更新 <外部リンク>

災害に備えよう!災害を考えよう! R05年7月号

 災害に注意が必要な出水期のなか避難と避難所での行動について考えてみます。

 災害に際して一番に考えなければならないのは、『自分の命を守ること』でありそのための避難行動や避難所への避難になります。

自身を守れる可能性の高い行動を選択して自分の身は自分で守ること「自助」を基本の考えとして、災害に日頃から備えておきましょう。

避難時に気を付けること

・避難場所までは、徒歩(歩き)での避難を基本としてください。
 自動車での避難は、渋滞や災害のため動けなくなる可能性があります。車を道路上に放置して避難すると緊急車両などが道路を利用ができなくなります。また避難する人の迷惑になります。

・避難所への避難は明るいうちに終わらせるようにしてください。
 災害が迫っている中での避難になります。通常危険が無いと思われる道路でも冠水していたり風が強く物が飛んできたりします。
 暗い中では、危険を察知するのにより慎重にならざるを得ません、容易に安全が確認しやすい明るいうちに避難を完了しましょう。

・避難時は、両手が使える状況で移動しましょう。
 避難をしているときは、すぐに手が使える状況で移動してください、
・避難時は、帽子やヘルメットで頭を守り、服装は雨風が防げて四肢が独立したもの、靴は移動中に脱げることが無いよう紐でしっかり結べるものを準備してください。
 長靴は、中に水が入ると重くなり動きが鈍くなります、避難行動中は動きやすい服装、靴を選んでください。

避難所で気をつけること

・様々な人と共同で避難所で過ごすことになります。避難してきている人同士ゆずり合い、助け合いの気持ちを持って過ごしてください。

・避難所への避難の際には、飲み水、食料やタオル、常備薬など必要なものをリュックなどに入れて持ってきてください。

・避難所には避難所全体をカバーする冷暖房器具はありません。また災害によっては、電気が使えない状況になる可能性もあります。
 体温の調節ができるよう着替えや重ね着できるものを準備しておきましょう。

・避難所では時間を有効利用できるものを準備しておいてください。
  ポータブルTVやラジオ、タブレット、携帯ゲーム機、本など避難時の時間を有効活用できるものをご持参ください。

・避難所での共同生活では、避難者同士協力して過ごしてください。 

防災ハザードマップを活用しましょう

 防災ハザードマップを使って自分の住んでいる場所の災害予想や志免町での危険個所の確認を行ってください。
ご自宅や勤務先などからの安全な避難経路、避難場所を確認し、異常を確認した場合は、すぐに安全な場所に避難するなど注意しましょう。
防災ハザードマップには、地震や洪水・高潮、土砂災害、火災などの災害への対応や普段からの防災についての情報などを載せています、手元に置いて災害に備えてください。

 災害の発生にそなえましょう。

 これからの出水期は特に災害情報に注意し、発表される警戒レベルや起こり得る災害に対して万全の備えをお願いします。
 水の災害以外では、石川県珠洲市が震度6強の地震に襲われ、被害が出ています。
日本全体も、南海トラフの巨大地震への注意が呼び掛けられています。
南海トラフ地震の被害予想では、地震による直接被害だけでなく物流、エネルギー関連での問題が発生する恐れがあります。
災害に対応できるよう準備をお願いします。