中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の発生について
中国において鳥インフルエンザA(H7N9)に感染した患者が確認されたとWHO(世界保健機関)が発表しました。
現在のところ、ヒトからヒトへの感染は確認されておりません。また、日本国内において、感染者は確認されておりません。
感染を防ぐには
感染源と感染経路の両方が不確定ではありますが、感染全般を防ぐために基本的な衛生慣行に従うことが賢明です。その中には手指衛生や咳エチケットと食品安全対策が含まれます。
手指衛生
・以下のような時には手を洗いましょう
- 食事を用意する前、用意している間、その後。
- 食べる前。
- トイレを使用した後。
- 動物の世話をしたり、動物の排泄物を処理した後。
- 手が汚れている時。
- 家人が病気になりお世話をする時。
手指衛生は、また、(汚染面への接触から)自分自身への感染伝播を予防します。これらは、医療機関においては、患者に対して、あるいは医療従事者や他の人への感染伝播を防ぐことにつながります。
・肉眼的に汚れている場合には、石けんと流水で手を洗いましょう。そうでない場合は、石鹸と水で手を洗ったり、アルコール製剤による手指のクリーナーを使用しましょう。
咳エチケット
・咳やくしゃみをするときには、医療用マスク、ティッシュペーパー、(服の)袖、または曲げた肘で口と鼻を覆いましょう。その直後に、蓋を閉じることの出来る容器に使用されたティッシュペーパーを捨てましょう。気道分泌物との接触後には、手指衛生を行いましょう。
(2013年4月5日更新 WHOによる中国における人での鳥のインフルエンザウイルスA(H7N9)感染症に関するQ&A より)
この疾患に関する詳しい情報については、以下の厚生労働省ホームページをご覧ください。
◆厚生労働省ホームページ「鳥インフルエンザA(H7N9)について<外部リンク>
感染予防の相談先
相談機関 | 電話番号 |
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福岡県庁 保健衛生課 | 092-643-3268 |
糟屋保健福祉事務所 保健衛生課 | 092-939-1746 |