ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意を
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月19日更新
感染性胃腸炎とは、ノロウイルスや病原性大腸菌などの感染によるおう吐・下痢を主症状とし、それによって脱水や全身症状が起こる病気の総称です。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、特に冬季に流行します。これから12月にかけてピークになる傾向があり、注意が必要です。
予防対策
胃腸炎の人の便や吐物には大量のウイルスが排出されます。
感染を防ぐために、次の点に注意しましょう。
・食事の前やトイレの後は必ず手を洗いましょう。
・下痢やおう吐などの症状がある人は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
・胃腸炎患者に接する場合、患者の便や吐物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
・特に子どもや高齢者などの抵抗力の弱い人は、加熱が必要な食品は中心部まで、しっかり加熱して食べましょう。
また、調理器具などは使用後に洗浄殺菌しましょう。