マスク生活で気になる、『お口』のこと
マスクの中のお口まわり、どうなっていますか?
● コロナ禍で、外出時のマスクの着用が習慣になってきました。
マスクを着用することで、外側からの飛沫を防ぐことができますが、息苦しさから、口呼吸になりやすく、口の中が乾燥し、唾液の分泌が減って、免疫力が低下し、むし歯や、歯周病、誤嚥性肺炎などを引き起こしやすくなります。
また、会話や表情を作ることが減ることで、表情筋や口まわり、舌の筋肉などが緩み、顔のたるみや、歯並びのゆがみ、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。
マスク着用中でもできるお口の体操
●唾液には、歯や歯間に付着した食べかすなどを洗い流し、細菌の増殖を抑える作用や、飲食により酸性に傾いた口の中のphを中和させて、むし歯を防ぐ機能などがあります。
●お口まわりの筋力低下を防ぎ、唾液分泌を促す運動を普段の生活に取り入れてみましょう。
●「こまめな水分摂取」、「鼻呼吸を意識する」とともに「お口の体操」を習慣にしましょう。
<参考> 日本歯科医師会、https://www.jda.or.jp/jda/release/detail_141.html<外部リンク>
日本歯科衛生士会、https://www.jdha.or.jp/topics/health/ <外部リンク> <外部リンク>
<引用> 福岡県歯科衛生士会(イラスト)